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首都大学東京 大学院課程教育 「課程の修了の認定に関する方針」及び「教育課程の編成及び実施に関する方針」 プログラムの名称：経営学研究科 経営学専攻 ファイナンスプログラム １．課程の修了の認定に関する方針（ディプロマ・ポリシー：ＤＰ） （１）取得できる学位 ①博士前期課程 修士（ファイナンス） ②博士後期課程 博士（経営学）、博士（経済学） （２）取得できる資格 ①修了することで取得できるもの なし。 ②修了することで受験資格を得られるもの なし。 ③別に定められた課程を修めることで取得できるもの なし。 ④修了することで一部の試験科目が免除になるもの（主な資格に限る） なし。 （３）育成する人材像 博士前期課程と博士後期課程のそれぞれにおいて、以下に示すような高度な専門能力を有する実務 家および研究者を養成する。 ① 博士前期課程 高度金融専門人材とは、自らのアイデアにより、表現力のある数理モデルや投資戦略の構築、適切 なリスク管理技術の開発、金融商品の開発やその定量的な評価・分析、バックテストなどが行える人 材を指す。世界的な金融センターで活躍できるファンド・マネジャー、クォンツ・アナリスト、金融 リスク管理者、トレーダー、金融商品開発者、政策立案者、財務責任者などの高度金融専門人材を養 成する。 ②博士後期課程 経営学や経済学に関する広く深い知識と卓越した論理的思考力を有し独創的かつ最先端の学問領 域を切り開く自立した研究者、および習得した能力を活かして国内外の民間部門や公共部門でリーダ ーとして活躍する実務家を養成する。 （４）プログラムの特色 博士前期課程ではファイナンス・金融工学に関する専門的な科目を提供すると共に演習や研究指導 等による深い指導を行う。博士後期課程においては高度に専門的な教育を施すと共に、学生が主体的 に段階を踏まえて博士号を取得できるように制度設計がなされている。 ① 博士前期課程 ファイナンス・金融工学に関する専門的な科目を体系的に提供する。講義形式の授業に留まらず、 演習や実践的なケーススタディーを効果的に配置し、さらに修士論文の執筆を義務づけている。 学会の最先端の知識を吸収し、獲得した知識を金融実務で応用できるように、各分野の理論に精 通した教員と実務経験を有する教員がごく少人数の授業で丁寧に指導し優秀な人材を養成する。 ②博士後期課程 経営学や経済学における高度で最先端の研究の担い手となるように、理論やモデルの構築、実態調 査・分析、海外を含む学会発表、査読つき学会誌への投稿論文執筆など、段階を追った指導を受け、 高い研究能力を身につける。 （５）専門知識及び研究開発その他の能力 修了生に次のような能力を身につけさせることを目標とする。 ① 博士前期課程 ・ ファイナンス・金融工学に関する広範な知識を背景に、自らのアイデアにより、表現力のある 数理モデルや投資戦略の構築、適切なリスク管理技術の開発、金融商品の開発やその定量的な 評価・分析、バックテストなどが行える能力。 ②博士後期課程 ・ 経営学・経済学の理論とその応用領域の高度な専門知識を習得し、研究者として世界最先端レベ ルの独創的な研究を遂行して学術上の発展に貢献する能力。 ・ 経営学・経済学の高度な知識と分析能力を民間部門や公共部門の実務に活かすことができる能力。 （６）修了要件 ①博士前期課程 ２年の在学期間を満たし、正規の授業を受け、博士前期課程専攻所定の授業科目について所定の単 位を修得し、さらに学位論文を提出し、かつ、最終試験を受けてこれに合格しなければならない。修 了に必要な修得単位数は以下である。 ・ ３０単位以上を取得しなければならない。 ・本プログラムの定めによるＡ群科目から１２単位以上、ファイナンス演習２単位、ファイナンス 考究２単位、研究指導４単位を修得しなければならない。これらは上記の３０単位に充当するこ とができる。 ・ 上記の３０単位に他の研究科の授業科目および学部の授業科目を合計で１０単位まで充当するこ とができる。ただし、これらを履修するためには、指導教授が教育上有益と認めたうえで、当該 科目の担当教員の許可と経営学研究科教授会の承認が必要である。 ②博士後期課程 ３年の在学期間を満たし、正規の授業を受け、博士後期課程専攻所定の授業科目について２０