茅野市.PDFVIP

別紙１ 「緑の分権改革」推進事業 成果報告書概要（賦存量・利用可能量調査） 茅野市 太陽光発電、バイオマス、地熱 実施の背景 調査の結果 地域の特性 八ヶ岳を中心とした豊富な森林に恵まれ、内陸性気候により晴天率が高 賦存量・利用 ①太陽光… 過去の人口衛星観測データを基に年間発電量を推計 く、高冷地であるため、白樺湖、蓼科など夏の避暑地として訪れる観光客 可能量の算出 利用可能量 2,800kw/年～3,300kw/年 が多い。また、温泉施設や別荘団地の開発により療養地としても全国的に （パネルは南向き、傾斜角30度） 有名である。 方法 ②森林バイオマス・・・間伐予定面積からバイオマスの利用量を推計 利用可能量 5,000t/年 対象エネルギー ①太陽光…内陸性気候による地理的条件により日射量が2,100時間／年 ③地熱…市内の公共温泉施設の排湯からの未利用熱量を推計 （全国平均1,900時間／年）と多い 利用可能量 21,943ＧＪ/年 ②森林バイオマス…八ヶ岳の西麓に位置しているため、森林の占める割合 も75％（全国平均65％） 調査結果 対象エネルギー 利用可能量 導入率 CO2削減量 ③地熱…民間・公共の温泉施設が約20カ所 太陽光発電 10,272,350Wh/年 10％ 3,883ｔ 調査内容 ①太陽光…賦存量については市内の265k㎡を5kmメッシュで区切り、人工 （調査手法や調査 衛星観測データ等を採用し、年間の発電量を推計 バイオマス 3,520t/年 15.5% 8,195ｔ ②森林バイオマス…市内の間伐実績及び計画に基づき、今後のバイオ 地点） マス発生量を推計 地熱 21,943ＧＪ/年 100％ 788ｔ ③地熱…市内の公共温泉施設の排湯からの未利用熱量を推計 ＣＯ２削減率 実施体制 太陽光・森林バイオマスは普及のための拠点施設を市・事業者の共同又 12,886t （ＣＯ２削減量）/ 450,000t （2005年ＣＯ２排出量）＝2.9％ は単独により設置し事業展開する。また、地熱は既存の公共温泉施設を中 心に排湯利用のための設備改修を計画的に実施する。 調査内容・算 ①太陽光…人口衛星観測データの正確性を評価する必要がある。 出方法等への