万叶集终板.ppt

「万葉集」 「万葉集」について 759年（奈良時代の末期）に、古代の歌を広く集めて出来上がったものである。 現存する最古の和歌集である。 長い期間にわたって幾人かの編者の手が加えられ、最後に大伴家持が全体編纂を行ったと考えられる。 約450年間の歌を20巻に纏めている。 大伴家持（おおとものやかもち） 『万葉集』の有力な編集者とされる。彼の生きた時代は奈良朝の最盛期である天平時代から、長岡京遷都までである。 研ぎ澄まされた美意識に裏打ちされた、優れた歌が多く、親しまれている。 彼の繊細?優美な歌風は『古今集』に継承されていく。 「万葉集」について 歌の総数は４５００首。 部立は巻によって異なるが、多くは雑歌?相聞歌?挽歌の三つに分類し、ほぼ年代順に並べてある。歌体は、短歌が４２００首で圧倒的に多く、長歌約２６０首、旋頭歌約６０首、仏足石歌１首。 用字法は「万葉がな」と呼ばれる特有なものである。 作者は、天皇?官吏?庶民と各階層にわたり、地域も全国各地に広がっている。 万葉仮名について 　　　　 日本語の和歌を書き表すのに、漢字の意味は関係なく、音だけを借りて書き表したものである。 　　これが後の時代に平仮名、カタカナにつながっていく。  和我屋度能　伊佐左村竹　布久風能　於等乃加蘇氣伎　許能由布敝可母　ワガヤドノ　イササムラタケ　フクカゼノ　オトノカソケキ　コノユウベカモ わが屋戸の　いささ群竹　吹く風の　音のかそけき　この夕べかも　 （大伴家持　19－4291） 「万葉集」について 歌は荒けずりな面もあるが、雄大で勢いがよく、はっきりとしていて力強く、また、生活に密着していて素朴で生き生きとしている。 作品は歌風の変遷によって四期に分けることができる。 第四期はやや例外としても、「万葉集」を通じて流れる歌風の特徴は、「ますらをぶり」と言われ、後に成立する和歌集や、後世の歌人たちに大きな影響を与えた。 「万葉集」歌風の変遷 上代文学の文学理念 理念とは、ある時代の文学者たちに共通に、あるべきもの、求むべきものとして意識されていたものであると考えるなら、上代には、未だ理念というほどのものがない。 ただ、記紀歌謡や「万葉集」に見られる、感動を率直に述べる素朴な芸術態度、つまり「明き浄き直き誠の心」（宣命）が、上代に共通な精神であったと捕えることができよう。 ありがとう 　　　　 ございます * * * 　　馬烙 言語研究コース 時期 第一期 （発生期） 第二期 （確立期） 第三期 （隆盛期） 第四期 （衰退期） 時代 （舒明天皇） ー壬申の乱 平城京遷都まで 奈良時代前期まで 奈良時代末期まで 特色 集団的口誦的歌謡から個性的、定型的な和歌へ 表現形式の整備。題材の拡大。荘重雄大な歌の出現。長歌の完成。 内容の深化。洗練された個性的歌人の輩出。 歌の類型化。感傷的で繊細な歌風。 代表歌人 額田王 柿本人麻呂、高市黒人 山部赤人、山上憶良、大伴旅人 大伴家持 时期 诞生时期 确立时期 繁荣期 衰退期 时代 629～672 673～709 710～733 733～759 特色 此时诗歌仍具口传性质，但个人作品已脱离民歌而独立，个体情感的表露超过了群体情感的抒发 此时为长短歌最盛时期，柿本人麻吕的长歌雄浑有力，蔚为壮观，固定了万叶长歌的基本格律。 是个性化诗歌发展时期。诗人们的作品风格独具，各有千秋，使本期创作在艺术上与前期比肩匹敌。 诗风由强韧雄浑，走向柔弱颓废，宣告了万叶诗歌的结束 代表人物 天智天皇、天武天皇、天智天皇之妃额田王等 宫廷诗人柿本人麻吕、高市黑人 山上忆良、大伴旅人、高桥虫麻吕、山部赤人等 大伴家持 * *