宇宙科学研究所太阳系科学研究系教育职公募-JAXA宇宙科学研究所.PDF

国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構 宇宙科学研究所教育職公募 「募集要領」 国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構 (JAXA)は，下記の通り教授 (教育職) の公募 を行いますので，広く適任者の推薦、応募を求めます。 1. 公募職種および人数： 教授(教育職) 1 名 2. 配属予定部署： 宇宙科学研究所太陽系科学研究系 ３． 職務内容及び求める人物像: 宇宙科学研究所は，重力天体への着陸探査を将来の太陽系探査科学の最重要項目の一 つとして認識し，宇宙理学と宇宙工学の融合と大学共同利用の一層の充実により，推進しよう としています。国際的な競争と協力の環境下で，我が国がリーダーシップを持って意義の高い ミッションを実現するためには，世界の中で日本が果たすべき役割という観点を明確に認識 し，その中でプログラム戦略をもってミッションを構築してゆくことが必要となります。 今回募集する教育職には，固体惑星科学の国際的リーダーとして，国内外の当該コミュニ ティーおよび宇宙工学研究者と協力して、世界の動向を踏まえた日本が実施する計画を企画 し、同時に海外大型計画にも参加するという、複数の計画からなる惑星探査科学プログラムの 策定と推進にリーダーシップをもってあたることを期待します。そのために，少なくとも以下の業 務を担当していただきます。  JAXA 宇宙科学研究所における固体惑星科学のリーダーとして，国内および国外 の当該科学コミュニティーと宇宙科学研究所との橋渡しをすることで、惑星探査 を持続的に発展させる方策を実施する。  世界の惑星探査計画の状況を踏まえた上で宇宙科学研究所が実施する探査計画の 戦略的方向性を見出し、複数の計画からなる惑星探査プログラムを推進する。 さらに，当研究所の大学共同利用の役割を理解し大学等の研究者と協調して研究を遂 行するとともに，これまでの十分な大学院生の教育指導経験を生かして，引き続き大 学院生の教育・指導にも熱心に取り組んでいただける方を求めます。また JAXA 内の 各種活動に積極的に参加し，専門研究能力を生かして研究開発やプロジェクトに貢献 できる意欲あふれる人材を求めます。 このような業務に鑑み、今回募集する教授は、少なくとも次の条件を満たすものと します。 ● 固体惑星科学分野での高い学術実績と研究経験を有し、探査を通じて惑星科学を 推進する熱意を擁すること。 ● 世界の探査状況も含む、惑星探査プログラム全体を俯瞰してリーダーシップを発 揮すること。 ● 高い国際性、および、理学・工学連携の場面で活躍する学際性を有すること。 ● 大学院学生の教育・指導を実施するだけの能力を有すること。 ４. 待遇 (1) 給与：能力・経験を考慮の上、機構の規定により決定。 (2) 休日・休暇：完全週休 2 日制、祝祭日、年末年始、年次有給、夏季、慶弔、産前産後、 育児、介護、看護、ボランティア等 (3) 始業、終業時刻、休憩時間： 原則、始業午前 9 時 30 分、終業午後 5 時45 分、うち、 午後0 時15 分から午後1 時まで休憩時間(ただし裁量労働制を適用する) (4) 所定労働時間を超える労働の有無： 有(ただし、裁量労働制を適用し、1 日のみなし勤 務時間を7 時間30 分とする) (5) 勤務地：相模原キャンパス (6) 任期・定年：任期なし。63 歳定年制。 (7) 保有・借上宿舎の貸与： 機構の規定により業務の必要性を鑑み独身用または世帯用を 用意することができる。(ただし、同一の宿舎に継続して入居できる期間は 7 年を限度と する。)もしくは住居手当の支給が可能。 (8) 社会保険：各種社会保険完備(健康保険、厚生年金保険等) ５. 応募資格：博士号を有すること ６. 着任時期： 決定後できるだけ早い時期。ただし、機構の予算状況により、本人との調整を 要する場合があります。 ７. 提出書類: (1) 履歴書 (2) 研究歴 (3) これまでの研究概要 (4) 論文リスト (5) 今後の研究計画(プロジェクト