长野県塩尻志学馆高等学校総合学科3年黒木美爱平林千佳小松史.PDFVIP

フランス ワイン研修2009 年 夏 長野県塩尻志学館高等学校 総合学科 3 年 黒木美愛 平林千佳 小松史果 長谷川望 熊谷春奈 Ⅰ 動機・研修の目的 本校では、昭和１８年に果実酒類醸造免許を取得して以来、現在までワイン 醸造を続けている。私たちは長い歴史がある本校のワイン醸造に興味を持ち、 ３年次にワイン製造実習βの授業を選択した。 また、本校では６年前からワインの知識を深め食品産業に貢献できる人材を育 てるために塩尻市並びに本校の同窓会から援助を受け、フランスワイン研修を 行っている。私たちは今回、日本とフランスのブドウ栽培やワイン醸造、文化、 農業全般の違いを実際に見て体験したいと思い、この授業で学んだぶどうの栽 培方法・管理などをさらに自分のものにする為にフランスワイン研修へ志願し た。 Ⅱ 研修までの学習 私たちはフランスワイン研修への参加が決まり、フランスに行くまでの間ワ インアドバイザーの資格をもつ先生の指導の下で事前学習を行った。地方ごと の地理・歴史からはじまり、ブドウの品種や、ワインの違いなど研修へ行き、 話を聞いても内容が理解できるように、ワイン・ブドウ・フランスについて最 低限必要なことを学習した。この他に、ワイン製造実習α・βの授業内でもワ イン醸造の基礎知識を身に付けた。また、地元ワイナリーや山梨のメルシャン ワイナリーなどを見学させていただき、日本とフランスの比較のため、日本の ブドウ栽培・ワイン製造についても調査した。 図１ アンフォラ 図２ 凱旋門 1 Ⅲ フランスワイン研修の概要 私たちは２００９年８月１６日から２５日までの１０日間、フランスワイン 研修へ参加した。研修した場所は以下の通りである。 日次 月日 地名 スケジュール 8/16 塩尻 ･塩尻志学館高等学校出発 １ （日） 東京（成田） ･日本出国 パリ 8/17 ･パリ.シャルルドゴール空港からボルドー空港へ ２ ボルドー地方 （月） ･シャトー・ボーセジュール・ベコ見学 サンテミリヨン ･シャトー・レイソン施設見学 8/18 レイソン ３ ･シャトー・ムートン・ロートシルト施設見学 （火） メドック逐 ･シャトー・ベイシュベル施設見学 レイソン ･シャトー・レイソン除葉作業 8/19 ４ ソーテルヌ ･シャトー・ドゥ・マール施設見学 （水） グラーヴ地区 ･スミス・オー・ラフィット施設見学 8/20 ･ボルドー市内見学 ５ リヨン （木） ･リヨン市内見学 ･コートロティ/ コンドリュー見学 8/21 コート･ロティ ６ ･マルセル・ラピエール見学 （金） ボージョレー