)南と北の男の意识差别(草稿.docVIP

南と北の男の意識差別 　　　０８９１０ｒ１８　徐文倩 序論 　南地域と北地域の人の考え方や、やり方などが違っているのはそんなに不思議なことではないけれども、今日の中国ではその点について、特に南と北の男がどちらがましだという問題について、議論がどんどんもりあがっている。甚だしくは、違う出身の男性が理解し合えず、互いに見下ろし、けなすことよくみえる。同じ国なのに、なぜこのような可笑しい現象が起こるのか。この問題にめぐって、原因を探し、ある程度の共生の方法を提案するつもりである。 本論 １　中国の男性が、一目でみると、大体南の出身か、北の出身か分けられる。奥さんのカバンを持って、車のドアを開けて待ているのは南、自分がふんぞり返って歩いて、妻を後ろにつれさせるのは北である。退勤後友たちを呼んでお酒を零時まで飲むのは北、スーツの裏袋に奥さんが買ってくれたビタミン剤を置いておくのは南である。駆け引きが得意のは決して南で、初対面の人にご飯をおごるのは大体北である。一つというと、北のほうの男性のイメージは、大抵、逞しい、強い、気迫を持ち、荒くれなどである。それと比べて、南のほうは、家庭的、温雅的である。南はかかあ天下の温床だという説もある。もっとも見下ろされた点はこれであろう。実際の例を一つ挙げてみよう。 例：　　北京出身の有名な俳優さんは上海で出張中にノートブックが壊った。その直してくれた人に感謝したがるから、晩ごはんを誘った。しかし、その返事は、「すみません、あと娘を迎えて、スーパーに行って、家族の晩ごはんを作る予定なんですから、都合はちょっと。」で断った。 　　　　ここで誘われたのは同じ北の出身の人ならば、家まで電話なんでもかけらずに決まっている。 ２　何故このような大きな区別が起こっているのだろうか。それについていくつかの原因を探しだした。 ２．１　文化背景（風土習慣　歴史影響） 　　　第一の要因は文化背景の差別と思う。異なる文化背景は異なる地域の人間のバックグランドとして、それぞれの世界観や価値観を構築して、支えてきたのであろう。北のほうは、大昔から戦争が頻繁し、生活が非常に不安定した。その数えきれない戦争や揺れた生活の中で育てられてきたのは、このアグレッシブ的な性格であろう。もう一つのは、北の人間は、モンゴル族など好戦的な民族と通婚する場合も少なくないので、その性格は、遺伝因子の力の結果だという考えもあるそうだ。それと逆に、南い生まれ育た人間は、昔経験した戦争は少ないし、風雅な趣味に専念する本の虫は夥しいし、そんな「男っぽくない」性格が培われてきたのは案の定ではないか。 ２．２　地域環境（海陸気候　人口都市） 　　　たぶん信じにくいと思うが、地域環境も異なる性格を培う重要なひとつである。もし、ある男が雨がよく降っている江南で生まれ育ち、その男は外に出て、バスケットやフットボールを遊ぶ時間は絶対同じ年の北の男性と比べてずっと少ないという事実は誰の目にも明らかだ。もう一つ重要な原因は、人口都市である。都市で草食系男性の比率が高い日本と同じ、比較的先進な町が多い江南地域で優しい男性が多いのはおかしいことではないであろう。 ２．３　家庭教育（両親の付き合い方、周囲の手本） 　　　家庭教育は一番役立つ教科書と思う。いつ笑うべきか、いつ泣くべきか、お箸の使い方や、他人との付き合い方は、大体両親から習得したのである。同じく、子供たちが両親たちの付き合い方を単純の目で見て、単純に覚え、真似てきた。そういうと、家庭教育は子供にとって重要な規範の手本として深く影響されている。 ２．４　女性地位（その地域の女性の価値観） 　　　相対的にといえば、南のほうは夫婦共働きの場合がおおいし、女性の社会地位も高い。つまり、男性と女性の発言権がほぼ平等である。この両性の人間社会では、女性は男性への影響力は軽視してはいけないであろう。 ３　以上述べたように、南北の男性の意識差別は様々な原因で生じたので、決して一つの簡単な方法で解決することができないと思う。ここで、三つの方法を提案し、共生のみちを探すのである。 　　＊互いに意識差別を認識し、認めること。この点は何より重要なポイントと思う。相手と自分の相違点をはっきり認識からこそ、相手を理解することができる。 　　＊相手のメリットを発見し、褒めること。相手の欠点しか見えないのは、どの領域でもダメなんであろう。相手のメリットを自ずから賛美するのは、双方の関係を緩和できるだけでなく、自分の修養も積める。 　　＊深くコミュニケーションし、より良い自分に進むこと。誰でも現在の状態や性格をそのまま一生に保つことができない。絶対により良いじぶんを探し、一歩一歩理想の自分に前進する。このことは、個体としても、群体としても同じであろう