(精选)经贸日语泛读应用篇社会类文章第一课课件.ppt

王 丽 编著 经贸日语泛读 — 社会篇 — 社会関連文章　第一课 第三章　社会関連文章　　　　　　　　　　　　　　第一課 週刊『エコノミスト』2007年1月9日号　第50～53頁 宇泽宏文(Hirofumi Uzawa,1928-),日本同志社大学社会共有资本研究中心主任。日本学士院会员。东京大学名誉教授。 日本学士院は、文部科学省に設置された学術上功績顕著な科学者を優遇するための機関で、学術的な業績をもとに選定された定員150名の会員により組織されている。 （http://www.japan-acad.go.jp/japanese/about/about.htmlによる） 1 2 3 格差社会を考える 市場原理主義の跳梁を許さず真にゆたかな国をつくれ 宇沢弘文 東京大学名誉教授　日本学士院　会員　同志社大学社会的共通資本センター長 日本社会で「格差」が深刻化しつつある。日本を代表する経済学者である筆者は現状を憂いつつ、進むべき道を提言する。 　【問い：文中に「…が深刻化しつつある」とあるが、それをどのように訳せばいいのか。】 　「格差社会を考える」というテーマで論考を書くよう本誌編集部から依頼されたのは、格差社会についての2冊の書物を読んで大いに感動し、その精神的高揚がまだ収まないときだった。橘木俊詔さんの『格差社会―何が問題なのか』と内橋克人さんの『悪夢のサイクル―ネオリベラリズム循環』である。 　【問い：文中に「…を書くよう…」とあるが、それをどう訳せばいいのか。】 　【日本社会中的“悬殊差别”正在日趋严峻。笔者作为代表着日本的经济学者，对这一现状忧心忡忡。故，想对日本今后应该选择的发展道路进言几句。】 　【得到本杂志编辑部以《…》为题的约稿时，正是我读完2本论述悬殊差别社会的书，心情久久不能平静之际。一本是…；另一本是…。】 ① ② ③ 　この2冊の書物は、日本がどのような意味で格差社会なのか、その実態についてくわしく解明し、なぜこのような格差社会になってしまったのかについて、それぞれ異なった視点に立って、くわしい分析が展開されている。そして、格差社会がもたらしたさまざまな弊害について、説得力ある考察を行う。そのうえで、日本が格差社会を超えて、経済的、社会的、文化的、そして人間的な観点から魅力ある、真の意味においてゆたかな国になるためにはどうしたらいいのかについて、具体的な形で示している。 この2人の、当代最高の経済学者の手による2冊の書物は、いま日本が直面するもっとも重要な、そして困難な課題について、冷静な、透徹した分析を行い、イデオロギー的偏見に堕することなく、また政治的権力に媚びることなく、日本の進むべき道を示した、まさに警世の書であるといっても過言ではない。 格差を生みだした市場原理主義 日本の経済社会はかつては、制度的諸条件も、また政府の政策もどちらかというと、国民1人1人の人間的尊厳を守り、市民的権利尊重するというリベラルな性向を持っていて、全体としては比較的安定していた。それが、小泉政権の5年間に経済的、社会的格差が拡大して、きわめて不安定な、殺伐とした、魅力のない国になってしまった。実はこの流れは、日本ほどではないが、アメリカ、中南米、アジア、ヨーロッパの国々に共通した面をもつ。内橋さんは1960年代に始まるこの変化の波を、「ネオリベラリズム循環」あるいは「市場原理主義の循環運動」という視点に立ってくわしく分析し、この思想的なうねりがどこに向かっているのかを深く考察して、平易な文章にまとめたのである。 　【日本经济社会无论是制度方面的条件，还是政府政策，曾经是尊重人的尊严和市民权力的、具有开放性的。日本社会整体是比较稳定的。但在小泉执政的5年间，…。这一日本社会潮流在美国…以及欧洲国家虽没有日本之甚，但都有共同之处。内桥先生从“新自由主义循环”或“市场原理主义循环运动”的视角，详细分析了1960年以后发生的这一变化；深入考察了这一思想浪潮的发展动态，并总结成通俗易懂的文章。】 第三章　社会関連文章　　　　　　　　　　　　　　第一課 アメリカの産業的、金融的資本が、市場原理主義を武器として、世界の多くの国々の自然、社会、文化、そして人間を破壊してきた。 　【具体说来?】市場原理主義はまず、アメリカで起こった。そして、チリ、アルゼンチンなどの南米諸国にはじまり世界の数多くの国々に輸出され、社会の非倫理化、社会的紐帯の解体、文化の俗悪化、そして人間関係の崩壊をもたらしてきた。 　【美国产业资本和金融资本以市场原理主义为武器，破坏了世界上许多国家的自然、社会、文化，以及人与人的关系。具体说来，…】 　その市場原理主義が、小泉政権の5年間に日本にも全面的