现代保险海商法30讲＜第9版＞正误表.PDFVIP

『現代保険・海商法30講＜第9版＞』正誤表 該当箇所 誤 正 第1講 8頁3行目 「施行される」 「施行された」 同5行目 「改定されつつある」 「改定された」 14頁5行目 「商法の保険契約に関する」 「保険法の」 第7講 59頁10行目 「百選25事件」 「商法百選25事件」 65頁下から4行目 「商法」 「法律（保険13条参照）」 第8講 71頁下から2行目 「旧商法」 「商法」 第9講 78頁6行目 「商法」 「保険法」 「商法上，陸上運送には，湖川・港 82頁8～9行目 湾の運送も含まれるが（旧商560 「通常，陸上運送には，湖川・港湾の運送も含まれるが，」 条参照），」 (2)内容 ① 保険の目的物 　　運送保険における保険の目的物は運送品（貨物）であり,運送用具および 旅客を含まない。運送品（貨物）とは運送の目的となる動産をいう。運送契約の目的たる物品に かぎられず,運送人が自己所有の物品を自己のために運送する場合でも保険の目的物となりう る。 　被保険者は,運送品（貨物）の所有者（荷主）であり,保険契約者は,運送品（貨物）の所有者であ る場合と,運送業者である場合がある。 ② 保険金を支払う損害　保険金は,保険事故により運送品（貨物）に生じた損害に対して支払わ れる（運送約款１条）。このほか,「損害防止費用」「救助料」「継搬費用」「共同開村分担金」の損 害に対しても保険料が支払われる（運送約款2条）。運送賃その他の費用は,保険価額に含める ことができる（運送約款6条参照）。このように運送保険は物保険として構成されているが,特約に より,運送人の賠償責任負担の危険を担保することが可能である（運送賠償責任保険）。 ③ 保険事故 　保険金支払いの対象となる保険事故については,「火災,爆発,輸送用具の衝突・ 転覆・墜落等」に限定する「特定危険担保」と特定危険に加えすべての偶然な事故を対象とする 82頁 「オール・リスク担保」を選択可能である。保険金を支払わない場合については,運送約款３条以 差替え 3－1(2) 下が列挙している。保険契約者,被保険者等の故意または重大な過失（3条）。運送品（貨物）の 自然の消耗や性質・欠陥による腐敗,変色,さび等。荷造りの不完全。運送の遅延。間接損害等 （4条）。戦争・内乱。公権力による処分。ストライキ等（5条）。 ④ 保険期間 　運送保険における保険期間は,特約がないかぎり,運送人が運送品を受取った時 から,これを荷送人に引き渡す時までである。運送時にかぎら