堀田英之-地球惑星科学专攻.DOCVIP

報告書（大学院生） PAGE \* MERGEFORMAT 5海外インターンシップ成果報告書書類提出先：地球惑星科学専攻事務室内?組織的な若手研究者海外派遣プログラム事務担当提出締切：帰国後10日以内提出形式：デジタルファイル（WORDもしくはテキストファイル）、およびそれを印刷したもの1部。氏名（ふりがな）堀田　英之(ほった　ひでゆき)学年　/　指導教員博士課程1年 / 横山央明学内居室　/　内線番号840 / 24566電子メールアドレスhotta.h@eps.s.u-tokyo.ac.jp訪問先The National Center for Atmospheric Research国名?所在地アメリカ合衆国?コロラド州ボルダー期間（日数）38日受入教員　　　　　　（部局/ 役職/ 氏名）High Altitude Observatory/Scientist Ⅱ/Rempel Matthias受入教員連絡先（電話?電子メールアドレス）303-497-1522 rempel@ucar.edu経過報告：受け入れ先に到着してから帰国まで、時間順に研究に関しての主要な経過（セミナー参加、研究発表、ディスカッション、受けた指導、行った実験?解析など）を記載。600～800字。　　とは別に、補足資料として、画像ファイルも添付すること。画像はA4で2枚に納まる分量を限度とする。High Altitude Observatory (以下HAO)についた初日には、滞在中の指導教員であるMatthias Rempelと、今回の滞在でどのように研究をおこなうかを議論した。その上で、まず去年研究した「音速抑制法」の続きの研究をおこない、その上で太陽対流層の底の磁場増幅機構である「エクスプロージョン」について研究することとした。基本的にはほぼ毎日彼と議論し、毎週水曜日におこなわれるHAOコロキウムには毎週参加した。はじめに「音速抑制法」続きとしてさらなる改良を目指した研究を一週間半ほどおこなった。その後、今回の滞在で得られた結果も合わせて論文にまとめて、Astronomy and Astrophysicsに投稿した。計算機は日本の国立天文台のCray XT4とNCARのBluefireを用いた。その後は「エクスプロージョン」の機構を調べるためにMatthias Rempelの指導を受けながらMHDコードの作成にとりかかった。特に、より詳細な物理過程を追うために改良された人工粘性を用いること、また計算の物理的正しさそして安定性を増すためにdiv Bを消すテクニックをおそわった。2次元の計算については、すでにMatthias Rempelが過程の再現に成功しているので、その研究を詳しく教えていただき理解した。さらには、過去に彼が3次元の計算に挑戦したが失敗したという話を教えていただき、成功するための戦略を考えた。実際には2次元の彼の計算を再現するのに一週間半ほどかかり、残りの期間は3次元の計算を再現することに時間を費やした。また、滞在の最終週にはHAOでのセミナーまた、コロラド大学でのセミナーで「音速抑制法」について発表させていただいた。滞在中には太陽内部研究の世界的権威であるYuhong Fan, Mark Miesch, Masumi Dikpatiとは頻繁に議論させていただいた。2. 研究上の成果： 解決した問題点やあらたに発見された問題点、今後の研究の進め方について得られたヒントなどを記載。600 字以上。今回は太陽の対流層の底での磁場の増幅機構いわゆる「エクスプロージョン」また、去年から続く研究である「音速抑制法」の研究をおこなった。当初の予定では、対流層の底での磁場の増幅機構「エクスプロージョン」の研究のみをおこなう予定でいたが、我々が去年提案した「音速抑制法」の改良を目指すことにした。去年は音速抑制率が一定でないと正しい結果が得られないという結論に達していたが、いくつかの計算をおこなううちに非一様な抑制率を用いても、正しい結果を得る方法があることに気づいた。その後、その方法の妥当性を注意深く調べた。非一様な抑制率を使えば、現在不可能である対流層の底と表面付近の同時計算が可能になる。さらにその後、磁場の増幅機構「エクスプロージョン」の研究に移った。太陽のダイナモ作用によって10^4 Gの磁場が作られることが予想されているのであるが、10^5 Gの磁場がなければ、表面の観測事実を説明できないことが示唆されている。指導教員であるMatthias Rempelが2001年の論文において、2次元計算でその機構の再現に成功しており、その性質も調べられた。しかし、3次元的計算において、その機構が再現可能であるかは不明であった。実際にはMatth