国立小児病院研究検査科临床検査技师小原千秋林阳子-J-Stage.PDFVIP

081日 IgE測 定 に お け るEIA法 とRIA法 の 比 較 検 討 発 言 (国立小児病院研究検査科)臨床検査技師○小原千秋,林 陽子,村 沢利延 ( 躍 ア レルギー科) 飯倉洋治,児玉 三和子 近 年 酵 素免 疫 測 定 法 価 漁ei㎜uno assay3EIA)を 応 用 した種 々 の 測 定 法 が確 立 し,Radio imm臓noas舘y:RIAに匹 敵 す る検 査 法 と して注 目 され て きた 。 演 者 らは 酵 素 抗 体 法 を応 用 したlgE測 定 に つ い て,RIA法 との比 較,検 討 を行 っ た の で そ の結 果 を報 告 サ る。 原 理: 本 法 は サ ン ドイ ッチ法 に よる もの で 抗 ヒ トIgE抗 体 を結 合 させ た ポ リス チ レ ンボ ール を不 溶 化 抗体 と し,ヒ ト塞2E(検体)を 反 応 させ,更 に 酵 素 標 識 抗 体 を反応 させ,次 い で基 質(0-nitro一 凶enyl一β一D-galactopyranoslde)と酵 素 反応 を行 い,比 色 に よ っ て酵 素 活 性 を求 め て,1ρE濃度 を測 定 す るb 対象: 当院 の ア レル ギ ー科 を受 診 し た患 者 血 清50例 を用 い た。 測 定 方 法: 豆IA法 は,MBL社 製rEIAIgEテ ス ト」を使 用 し, R1A法 は,フ ァ ル マ シア社 「フ ァデ バ ス1静 ￡テ ス トコ を,説 明書 に従 い 測 定 した。 結 集: 被 検 血 清 を3倍(EIA法)と 鐙倍(R1A法)に 希 釈 し,そ れ ぞ れ の 方 法 に よ る相 関 係数 を求 め た。 測 定 範 囲 を30～2500%㎡として,EIA(X)とRIA(Y)と の 相 関 係 数r識0-9671,回 帰 式:yこ0.8954+2L1298と 良好 な結 果 を得 た。 又 同 時 再 現 性 は,EIA法 で,低 値(平 均 値103拘) で はCVこ7.03%,高 値(平 均 値910掬)で はCV=4」3%を 示 した。 RIA法 で は,平 均 値413掬 で CV=・8.45%とな っ た。 考 察:①EIA法 は, R1A法 と 同 等 の 感 度 を有 し,危 険 性 が な く,煩 雑 性 が少 く,又 特 別 な設 備 も不 要 で,今 後 ル チ ー ン検 査 と して充 分 に 使 用 で き る ￠ ② ￡IA法 がRIA法 よ りや 》 高殖 を示 す 傾 向 が みら れ た。 ③ 今 後 例数 を増 や して,疾 患 との 関 連性,正 常 値 等 を検 討 して い くつ も りで す。 08201 小 児 悪 性 腫 瘍 の 肺 転 移 に 澄 け る 断 層 撮 影 に つ い て (国立小児病院放射線 科)放 射線 科医 ○官坂知治 三部 臨 土肢孝 三 小 児 悪 断 鰭 郎 多 くの 疾 患 で 肺 転 移 を む こ し易 く、 初 期 を除 い て、 巨大 な もの、 又 、 両 肺 に及 ぶ も の で は 、 殆 ん どが不 幸 の転 帰 を と る。肺 転 移 の 有 無 は 、普 通 、 胸 部X線 写 真 で検 査 さ れ る が、 ご ぐ初 期 で は 、 肋 骨 、 血 管 、 縦 隔等 の 陰 影 もあ っ て発 見 す る こ とは 困難 で あ る。 咳 歎 、 呼 吸 異 常 等 が あ る もの で は、 相 当進 行 し てい る こ と が多 く、末 期 と言 わ ざ るを得 な い こ とが 多 い。 早 期発 見 は 予 后 判 定 、又 、放 射 線 治 療 の良 い効 果 を挙 げ う る こ とが 可 能 で あ る こ とか ら絶 対 に 必 要 で あ り、 この 為 に 断 層 撮 影 を充分 に駆 使 しな け れ ば 左 らな い。 東 芝製KLGD一 ・F-2に よ る同 時 多 層 断層 撮 影 法 を行