从认知语义学看多义动词「あげる」-日语语言文学专业论文.docxVIP

要 旨 認知意味論の視点から日本語動詞についての研究は国内外でもここ二、三十年以来 のことである。これまで、日本語多義動詞に関する研究は数量から見れば、決して尐 ないとは言えない。本稿は先行研究の成果を踏まえて、日本語多義動詞「あげる」お よび複合動詞「～あげる」の意味用法を研究対象にし、プロトタイプ要素を考えて、 メタファー、メトニミー、イメージ?スキーマ理論などの相関概念によって多義動詞 「あげる」の意味用法を分析し、それを基礎として、複合動詞の後方に置く「～あげ る」の意味用法を探究する。 『大辞泉』に載っている「あげる」の意味用法は 40 項目以上あるが、それを踏ま えて、「あげる」の多義性が確認される。さらに、「あげる」のプロトタイプ的意味、 すなわち「上昇移動」と認定され、実例への分析を通して、イメージ?スキーマを用 いて、意味拡張を分析し、「あげる」の各意味を実物の上昇?抽象的な物の上昇?対 象を極点にまで至らせることと分類する。「あげる」に関する慣用句も比喩的なメタ ファー、メトニミーや、意味間の近接性、類似性などにより、様々な拡張意味をまと め、最後に本動詞「あげる」の各意味のネットワークを構築した。 その上、本論文では、「あげる」が後項要素となる複合動詞について、簡単にまと めてみた。「―あげる」の複合動詞の用法を前項動詞を通して対象を下から上へ移動、 前項動詞程度の強調、前項動詞に関わる関係者の社会的?心理的な上下関係、前項動 詞の完成という四種類に分類した。 キーワード：多義語；意味分析；複合動詞；上昇 目 次 摘 要................................................................... I 要 旨.................................................................. II 1 はじめに .............................................................. 1 2 先行研究 .............................................................. 2 2.1 本動詞「あげる」に関する研究 ........................................2 2.2 複合動詞「～あげる」に関する研究 ....................................4 3 本稿が基づく理論 ............................................. 7 3.1 プロトタイプ理論 ....................................................7 3.1.1 プロトタイプ理論の基本観点.....................................7 3.1.2 意味拡張.......................................................8 3.2 イメージ?スキーマ理論 .............................................10 4 本動詞「あげる」についての認知的分析 ............................ 12 4.1「あげる」の複数の意味の認定 .......................................12 4.2「あげる」のプロトタイプ的意味とそのイメージ?スキーマ ........... 14 4.3「あげる」の多義性に対する分析 ................................ 16 4.3.1 実物の上昇 ............................................ 16 4.3.2 抽象的な物の上昇..............................................20 4.3.3 対象を極点にまで至らせる......................................23 4.3.4「あげる」に関する慣用句 ......................................24 4.4 多義動詞「あげる」の意味ネットワーク .......................... 27 5 複合動詞「―あげる」................................................ 29 5.1 前項動詞を通して対象を下から上へ移動