授业科目法医学I讲义演习.PDFVIP

授業科目 法医学 I （講義・演習） . 区分・単位 講義・演習 ２単位 講義番号 719150 年次・期別 １年次・集中 曜日・時限 要相談 教室 法医学セミナー室 法医解剖室 電話番号 086-235-7194 担当教員 【研究科】教授：宮石 智 助教：三浦雅布 分野の 法医学では、医学のあらゆる分野や関連諸科学の知識と技術を駆使し、 研究概要 法律上問題となる各種事項の医学上の診断を行う。また、法医学に固有の 事例(異状死体)に学んだことを生者に還元することも、法医学の社会的役割である 。当法医学分野では、これら法医学の責務を果すことを目標として、法医病理学、 法医中毒学、法医生物学、法医公衆衛生学などの種々の角度から研究を行っている 。 一般目標 【主科目の場合】 講義･演習を通して、法医診断や研究に必要な思考、知識、技術を習得し、併 せて法医学における実務と研究との関係の在り方を身につける。また、法医学専門 家に必要不可欠な、鑑定についての心構えを養う。 【副科目の場合】 法医学的思考は全ての医師に求められるものであることを学ぶとともに、思考を 支える知識と技術を習得する。 到達目標 【主科目の場合】 各自の研究テーマについて、法医学全体における位置と意義を理解する。 【副科目の場合】 医師として法医学的思考が必要とされる場合と、その対応の基本を理解する。 講義形式と演習形式で行う。肉眼レベルから顕微鏡レベルでの観察法，さ 概要 らに分子生物学的検査法並びに薬毒物検査法を理解し，それらの応用例に ついて学ぶ。 ①法医解剖立会 （宮石） 年間200体以上実施される法医解剖に立会し、法医学研究は法医学実務があって成 り立つこと学ぶ。また死体所見を一つ一つ確認しながら最終診断に至る過程を踏む ことで、法医診断に必要な思考、知識を身につける。剖検手技や、後述の検査試料 方法論 の採取についても基本を習得する。 ②解剖関連検査 （宮石・三浦） 法医診断全体のなかでの各種の解剖関連検査の目的や意義、検査結果を解釈し診断 に至る過程、各検査の理論と技術、更には解剖関連検査と法医学研究の結びつきを 学ぶ。 テキスト・ 特に指定しない。書籍により一長一短があるので、その都度指示する。 参考書等 成績評価基準 法医学的思考の理解度、知識･技術の習熟度に、講義･演習に対する積極 成績評価方法 性を加えて総合的に判断する。