北空知学校给食基本构想-北空知圈学校给食组合.PDFVIP

北空知学校給食基本構想 平成２４年９月２５日平成２４年９月２５日 平成２４年９月２５日平成２４年９月２５日 深川市深川市 妹背牛町妹背牛町 沼田町沼田町 秩父別町秩父別町 北竜町北竜町 深川市深川市 妹背牛町妹背牛町 沼田町沼田町 秩父別町秩父別町 北竜町北竜町 第１章 計画の策定 １．計画策定の背景・趣旨 （給食の重要性） 学校給食は、児童生徒の心身の健全な発達のため、栄養バランスのよい調和の取れた食事を 提供するとともに、準備、会食、後片付けを通して協力し合うこと、食事のマナーを身につけること、 食べることの大切さや食べ物への感謝など、食に関する「生きた教材」として、重要な役割を担っ ています。 北海道の教育行政執行方針においても、「食に関する正しい知識や望ましい食習慣を身につ け、食を通した郷土への理解を深めることは極めて重要」との認識を示しているところです。 また、空知管内教育推進の基本方針においても、「食育の推進」として、「近年、偏った栄養摂 取などから、児童生徒に肥満・痩身傾向が見られるとともに、道教委の調査からは、食物アレルギ ーの中・高校生の増加が明らかになるなど、学校における計画的、体系的な食育の推進を通して、 児童生徒が食への理解を深め、日常生活で実践していく能力や態度を育成することが重要」とさ れております。 こうしたことから、北空知の深川市、妹背牛町、沼田町、秩父別町、北竜町の１市４町（以下、 「各市町」という。）は、深川市学校給食センター及び北空知学校給食センターにより、圏域内の 児童生徒等に対して、安全で安心できる給食の提供を行い、教育活動としての学校給食を安定 的に実施してきたところであります。 （課題） 学校給食衛生管理の基準が、平成１５年以降、３度にわたり改訂され、より衛生基準が強化され ていることから、今後においても、安全・安心な給食提供を行っていくことが必要であります。 また、北空知圏振興協議会の圏域内において、これまで事務の広域処理を分野毎に取り組ん できた長い歴史があります。また、学校給食においては、深川市学校給食センター及び北空知学 校給食センターは、それぞれ開設年月日が昭和４１年及び昭和４２年であり、４４年以上が経過し ている現況にあり、そのため、学校給食施設の老朽化が著しいこと、さらに、一つの圏域内に、二 つの施設を併設する中での、事務処理は、効率性の面から改善を要することから、今後の広域化 に向けた検討を要する時期にきているところであります。 （今後の方向） 北空知圏振興協議会は、学校給食の広域化による業務の効率化が必要との認識のもとに、こ れからの学校給食の安全・安心でおいしい給食の提供、食育の推進、食を通した地域の連携な どの実現のため、学校給食の広域処理を目指すこととするものです。 ２．計画の性格 構想策定により、今後の学校給食に対する基本的な考え方や姿勢が明確になり、各市町の保 護者等に理解を得ることが可能となります。そして、各市町の総合計画等との整合性が図られ、学 校給食の今後の見通しが明確になるものとして策定します。 （１） 本計画は、学校給食法第５条に規定する学校給食の実施者の責務として、学校給食の普及 と食を通じて児童生徒の心身の健全な発達を促すことを目的とする学校給食の在り方を検討 するものです。 （２） 本計画を策定するにあたり、国の関係法令及び通知をはじめ、各市町の総合計画等の関連 計画との整合性を図ることとします。 （３） 本計画は、北空知圏振興協議会教育専門部会がまとめたものです。