第二学年国语科学习指导案.doc

生徒に見られるつまずき　 生徒に見られるつまずき 　筆者の主張に対し反論する（否定的な）文章を書くことができない つまずき解消に向けた指導のポイント 　肯定的な意見や感想を書くだけでなく、批判的（否定的）な意見感想を書くことを意識させることで、様々な角度から分析したり、批評したりする力を育てる 指導事例集ｐ．３３ １　学年?単元名　第２学年　 「君は最後の晩餐を知っているか」 筆者の主張に対し、批判的な文章を書く（書くこと） ２　単元目標　　 　?根拠を明確にした、説得力のある表現について学ぶ。 　?筆者の主張に対し、反論する文章を書く。 ３　単元の内容（全７時間） １～４時　文章を読み、筆者の主張や論理の展開をつかむ。 　　５時　文章を読んで深まった考えや筆者の主張についての感想を書く。 ６時　話し合って考えを広げよう　資料：ワークシート① 根拠を明確にして、批判的な文章を書こう（本時） ４　本時の目標 筆者の主張に対し、根拠や理由を明らかにして、反論する文章を書く。 ※筆者の主張を無条件に受け入れてしまっては批判精神を培えないことを理解させる。 ５　本時の展開　太字はつまずきに対する手立て 学　習　活　動 指導上の留意点　　 つまずき解消ポイント １　これまでの学習活動を確認し、前時自分の書いた感想文を読む。 ２　筆者の主張に対して納得できない点や同意できない点を考え、メモを取る。 ３　メモをもとに班で話し合う。 ４　話し合ったことを参考にしながら、筆者の主張に対して反論する文を書く。 ５　推敲し、清書する。 ６　次時の予告を聞く。 〇自分の書いた文章を読ませ、筆者の主張に対する反論や否定的な意見が含まれているかどうかをチェックさせる。 〇ひと通り全員のメモを確認した後で、テーマを絞り、内容の深まる話し合いにさせる。ワークシート① 〇あれもこれもと取り上げるのではなく、ポイントを絞って書かせる。 〇推敲の観点に沿って、推敲させる。 ?下書き→推敲→清書と段階を追って書き進めることで、より説得力のある文章へと書き改めることができる。 〇次時は、班で誰の反論文を発表するかを話し合うこと、各班の発表を聞く時間になることを予告しておく。 ?筆者の主張に対して、納得できない点?同意できない点を話し合わせる。 →説得力のある反論を提示できるか。 ?話し合いで提示された中から、一つを選んで下書き?推敲?清書する。 →筆者の主張に対して、説得力のある反論になっているか。