第四编金属の强化机构1(材料ppt-日语).pptVIP

第四編 金属の強化機構 金属材料を使用する場合には使用状況に応じて種 種の性質が要求されるが、すべてに共通して一番 大切なのは“強さ”という問題である。 金属材料としては降伏強さが基準で、理論的な研 究にも降伏強さを論ずる場合が多い、そして、ある 時に単に強いだけでなく同時に“粘り強さ”（靭性） が大きいである。したがって、金属材料を強くする 時に、同時に粘り強さをも向上させるようにしなけ ればならない。 ホイスカー：金属の表面から針状に成長したもので ある。またはひげ結晶という。 その大きさは非常に小さくて直径は僅か数um、長 さはせいぜい数mm程度である。 a：一般に金属元素に よって原子の大きさは 異なる。したがって母 体金属原子と大きさの 異なる原子を固溶させ ると溶質原子はその周 囲の結晶格子をひずま せる。 上図のように、格子ひずみが生じると、同じ大きさ の原子が並んでいる平坦な格子面よりも転位が動 くのにより多くのエネルギーが必要であり、言い換 えるとそれだけ強くなったことになる。これを固溶強 化という。 両金属の原子の大きさが違うほど、またその固溶 量の多いほど格子ひずみが大きくなるから、その 結果降伏強さが増す。しかし、両原子の大きさがあ まり違いすぎると一般に固溶できる量が少なくなる ので、かえってこのような効果が減少する。 b：合金の固溶強化の第２の機構はコットレル(Cottrell)によって提案された転位の固着効果である。転位はこの状態では熱力学的に不安定で容易に動くことができる。 転位はエネルギー的に安定な状態になるので、非常に強く固着される。このように転位のところに溶質原子が偏析することをコットレル雰囲気(柯氏气团)の形成とよんでる。 常温では最も大きな強化が期待できる。ただし、少し温度が高くなると原子の熱振動が激しくなって、溶質原子は容易に雰囲気から飛び出して効果が消える。つまり温度依存性が大きいという欠点がある。 c：合金の固溶強化の第３の機構は鈴木の化学的相互作用による転位の固着効果である。 ｄ：合金の固溶強化の第４の機構は規則格子による強化である。 4.2 点欠陥による強化 合金のみならず純金属においても、転位を動きにくくする障害物があれば強化される。その障害物の１つに点欠陥およびその集合体がある。 4.3 加工による強化 転位密度を高くさえすれば、強い金属が得られることが示される。加工を施せば転位密度は著しく高くなるから、加工によって金属は強化されるわけである。加工度の大きいものほど容易に低い温度で再結晶して軟化するから、単に加工度を増すだけでは優れた強化手段とは言えない。 加工によって逆に軟化するという加工軟化現象につ いて簡単に触れておく。金属を低い温度で加工して 硬化したのち、室温で長時間方置しても軟化しない のに、低温加工後これを急により高い温度に加熱し て加工すると、軟化する現象がある。 これは低温で加工した場合に集積していた多数の 転位が高温度にもちきたされたために、不動転位 が分解して集積転位の運動が解放される結果と考 えられている。 4.4 結晶粒微細化による強化 金属材料は一般に結晶粒が細かいほど強いこと はよく知られている。理由については次の２つのこ とが考えられる。 a：金属にはそれぞれの金属に特有のすべりやすい面、 すべりやすい方向がある。下図において、力を加える と、その方向に滑りやすい方向がある場合には変形 しょうとする。その隣の結晶粒では両者が一致しない ために変形に対する抵抗が大きく、つまり全体として 変形しにくく強化されたことになる。 b：互いに結晶方向の異なる２つの結晶粒の境界は 原子配列が著しく乱れた領域であって、転位の運動に 対して一般に障害物となる効果がある。したがって１ つの結晶粒内のすべりは粒界で止められ、さらに外力 が大きくなってはじめてすべりが隣の結晶粒に伝播し ていくという機構によって強化に寄与する。 金属の降伏強さと結晶粒の大きさとの間には、次の関 係があることが知られている。すなわち、金属合金の 降伏強さσは 　　　　　　　　σ ＝σ0＋kd-1/2　　　　　　　　　　　である。 それはオール?ペッチの式といい。Kは定数、dは結晶 粒径、 σ0は単結晶の場合の降伏強さである。 結晶粒径が小さくなるほど低い温度においても靭性が 優れており、しかも強い金属材料が得られることにな る。 金属材料の結晶粒を微細化する方法 冷間加工した金属を加熱して再結晶によって微細 化することを利用する方法である。 変態を利用して、固体あるいは液体中に変態によっ て生じる新しい相の核を多数発生さ