当施設における心電図オンラインシステム-新浦安虎の門クリニック.pptVIP

当施設における心電図オンラインシステムとペーパーレス化について 医療法人社団新虎の門会　新浦安虎の門クリニック ○吉田　悠希子　　堀内　純 沼本　美由紀　　大前　利道　　大前　由美 はじめに　　　　　　　　　　　　　　　 当院では心電図検査の結果を記録紙に出力し、医師が結果を判読 その結果をスキャナーし、日付毎に包括し保管を行っていた 目的 心電図検査の結果をペーパーレス化?オンライン化し、保管場所の削減化?医師による判読の迅速化を図った。 使用機器　　　　　　　　　　　　　　　 本体　フクダ電子社　CardioStar FCP-7431 ソフト　FEV-70 対象?方法　　　　　　　　　　　　　　　 平成１６年４月より導入　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　心電図検査数　年間約９千件 心電図のデジタル信号は１２誘導の記録描出に併せて院内に設置された指定のパソコンに転送?共有化されるとともに、バックアップとしてメモリーカードに自動的に保存される 考察　　　　　　　　　　　　　　　　　　 １．医師による判読、心電図波形について ２．保管スペース?コストについて ３．問題は????? 考察　　　　　　　　　　　　　　　　　　 １．医師による判読、心電図波形について 　?院内オンラインシステムにより、診察室のパソコン画面上にて医師が判読することが出来るようになった。 　?カーソルにて波形の拡大?計測を行えることから判読の迅速化にも繋がった。 　?当院では人間ドック項目の中の胃透視前にブスコパンを推薦しているが、医師による心電図結果の事前確認が容易となった。 指定した誘導の拡大?計測を行うことが可能 波形の拡大 全体の波形、指定誘導の波形 波形の時系列表示 過去４件分の波形の比較が可能 考察　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ２．保管スペース?コストについて 　?検査結果の保管場所は院内保管後、有料倉庫へ保管していたが、その必要がなくなった。 　?年間の有料倉庫代、記録紙代の削減化に成功した。 考察　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ３．問題は????? ?当院で受診された場合は経年比較も容易となったが、紹介状等のため検査結果を他院へ提供する際は記録紙にて出力を行わなければならない。 　 まとめ　　　　　　　　　　　　　　　　　 心電図オンライン化によって指定のパソコンにて検索可能となった。 ペーパーレス化によって保管場所?記録紙の削減に成功し、年間約２０万円の経費削減にも成功した。 ご清聴ありがとうございました * * まずはじめに抄録の内容と本発表の内容に その後の検討により若干の訂正が生じております。 あらかじめご了承ください。 それではよろしくお願いします。 対象及び方法です。 平成１６年４月より導入いたしました。年間件数約９千件 心電図検査結果のデジタル信号は１２誘導の記録描出に併せて院 内に設置された指定のパソコンに転送?共有化されバックアップ としてメモリーカードに自動保存されます。 使用機器はフクダ電子社　自動判定機能搭載cardiostar FCP-7431 ソフトFEV-70　です。 診察室のモニターは患者さんも見易いようにと、１７インチから１９インチ へ変更しました。 まず一つ目の医師による判読、心電図波形についてですが、院 内オンラインシステムにより 、診察室のパソコン画面上にて医師が判読を行えることが可能になりました。 また、カーソルにて波形の拡大?計測を行えることから判読の迅速化にも繋が りました。 当院、人間ドックでは胃透視前にブスコパンを推薦しているが、 虚血性心疾患?不整脈を有する受診者には禁固であるため、当日に医師の 判断を有する。この際、診察室にて心電図の結果を検索することが 可能になったことにより受診者を長時間待たせることがなく、検査 も滞ることなく行うことが出来るようになった。 一方、問題もあります。 当院で受診された場合はその場で即時に結果を 呼び出すことは可能となったが、紹介等で他院 へ結果を持ち出す際はやはり記録紙に出力しな ければならないため完全なペーパーレスにはなり ませんでした。 今後の課題として、メーカー側の検討が必要かと 思われます。 経年時の波形がソフトを持っていない施設でも 見れるようビュアーが欲しいところです。 まとめです。 心電図オンライン化により診察室など複数の 指定のパソコンにて検査結果が即時に検索閲 覧可能となった。 また、ペーパーレス化によって保管場所、記 録紙の削減に成功し、年間約２０万円の削減に 成功しました。 また、以前までの準備などでの時間を考えると メリットは図りしれません。 再生出来ない記録紙の使用を削減出来たことで エコロジーにも