平成20年度高等学校用指导资料.pptVIP

* チェーンメールへの対応および注意点 ①チェーンメール 　ケータイ版不幸の手紙といわれる悪戯として捉えられていますが、５人への転送を10回繰り返すとメールは9,765,625通にもなり、通信資源を浪費しています。 　また、共通して?転送を止めると誰が止めたか判明し、ひどい目に遭う?という設定や?友だちへ?というフレーズが、子どもたちに転送を続けさせています。 ②サブアドレス 　Ｗｅｂサイトに本来のメールアドレスを登録することで、別のメールアドレスが使えるようになるサービスです。子どもたちが後ろめたいことをする時にはサブアドレスを取得して利用しています。 　いわゆる?ネットいじめ?でも、送信元の判明を恐れて、サブアドレスが使われます。 ③ケータイカメラでの無軌道な撮影 　現在の携帯電話には、デジタルカメラが付いています。デジタルカメラで撮影した画像は現像の必要がなく、大人の目を触れずにメールやインターネットを使って画像を共有することができます。このため、子どもたちは人目を気にせず、どんなものでも撮影し、画像を自慢することで満足している傾向があります。 　また、書店などで書籍の内容などを撮影するデジタル万引きも増えています。 ④チェーンメールへの対応 　チェーンメールを誰が止めたか調べることは技術的に不可能です。誰にも転送せず、すぐ削除するようさせてください。 　また、チェーンメールの発信元は分からなくても直前の転送者は判明するので、転送することで罪に問われる可能性があることも理解させる必要があります。迷惑メールの受信拒否設定をすることで、サブアドレスメールは着信しなくなるので、被害を防ぐことができます。 ※メールの内容が「誹謗中傷」の場合は、「ネットいじめ」となり、転送すれば加害者に 　 なります。絶対に転送しないよう指導してください。 * 迷惑メールへの対応 ①困った時のメール転送先 　チェーンメールでどうしても転送しないと不安な場合は、画面の２つの団体のメールアドレスに転送すると、責任を持ってチェーンメールを処理してくれます。 ②迷惑メールの受信拒否設定 　迷惑メールの受信拒否設定をすることで、電話会社以外からのハイパーリンク付きのメール、サブアドレスからのメール、?なりすまし?メールの受信を阻止することができ、子どもたちをネットいじめから守ってくれます。 　また、受信拒否設定をすることにより、ハイパーリンク付のメールも拒否できます。個人情報取得や架空請求のメール、出会い系サイトやアダルトサイトへの勧誘メールも届かなくなるので、子どもたちがインターネット上の不適切な情報に触れる機会を減らす有効な手段と言えます。必ず設定するように保護者にも徹底してください。 ※?なりすまし?メール 　特定のサイトやソフトを使うことで、発信元を偽装したメールのことです。自分発の自分宛メールなど、送信者を自由に装いメール送信ができます。本来はメールマガジン等のための機能ですが、現在は?なりすまし?メールに悪用されています。 　例えば、加害者が本当は１人だけなのに、クラスの多くの友人から「中傷メール」が来ているように装ったり、仲のよい友人や交際する男女を絶交させるために、互いに誹謗中傷のメールを送ったかのように装うこともできます。 * ①してはいけない対応 　誹謗中傷や個人情報を暴露する書込みを見つけた場合、友だちや担任であっても、掲示板などに直接その書き込みをたしなめるような書き込みをしてはいけません。 　掲示板などに書き込みをする子どもたちは感情的になり、匿名性を隠れ蓑に、たしなめた者への攻撃を始めることもあります。掲示板内だけならよいのですが、書き込み内容から個人を推定して、日常生活の中でも嫌がらせが始まることもあります。 ②無責任な書き込みへの対応 　自分は見ないから、嘘の内容だから気にしないと放置したままにしないで、親や先生など周りの大人に相談するよう指導してください。インターネット上の情報は、何に影響するか分かりません。無責任な書き込みは必ず削除してもらうことが大切です。 ③無責任な書き込みの結果 　事件として警察が関与すれば、書き込み主は必ず特定されます。無責任な記述や誹謗中傷の書き込みが、名誉毀損罪や傷害罪に問われ、逮捕されるケースも少なくありません。 ※学校裏サイト 　学校の公式サイトではなく、生徒たちが交流や情報交換のために作った非公式サイトのことをいいます。掲示板の形式のものが多く、無責任な噂話や、学校生活のストレスを発散しようと無軌道な書き込みがほとんどです。 　中には実名やあだ名、伏字を使っての誹謗中傷や、悪質な場合には「いじめ」の呼びかけなどが書き込まれていることもあります。実際、大人が読めば余りにレ