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水産食品加工施設HACCP認定制度について 平成23年6月改定 （運用開始：平成23年7月1日） 社団法人　大日本水産会 水産食品加工施設HACCP認定制度について 　「水産食品加工施設HACCP認定制度」においては、本会会員である検査機関などのコンサルタントの協力を得て、以下の ステップで審査・認定を行います。なお、適正なレベルでのHACCP導入を図るために、導入時にコンサルを受けることをお薦 めします。コンサルを担当する機関/個人については、大日本水産会にお問い合わせください。 １．基本的事項 （１）審査基準について 本制度における審査基準は、「社団法人大日本水産会　水産食品加工施設HACCP認 定基準」（別途、大日本水産会ホームページに掲載）とする。 （２）審査の種類 初回1次審査、初回2次審査、更新審査、継続コンサル、品目追加審査、特別審査とし、 詳細は次の表のとおりです。 審査区分 実施内容 実施者 受審者が構築したHACCPシステムについて、社団法人大日本 大日本水産会 水産会審査員が「水産食品加工施設HACCP認定基準」を基 審査員 に、書類審査、現場審査を実施する。審査結果を作成し、受審 初回１次審査 者側に説明すると共に、大日本水産会に報告する。大日本水 産会は、問題ない場合はその旨を文書で、受審者に通知す る。 初回１次で指摘等があり適合に至らなかった場合は、審査員 大日本水産会 の指摘を踏まえて、是正措置等を講じ、６か月以内に初回２次 審査員 初回２次審査 審査を受ける。 初回審査後、２年毎に初回審査とと同じ基準で審査を行う。審 大日本水産会 査員は審査結果を大日本水産会に報告、大日本水産会では 審査員 更新審査 審査結果に問題なければ、その旨を受審者に通知する。な お、品目の追加があれば、併せ、受審することができる。 初回審査合格後、更新審査を除き、６カ月毎に受ける。名称は 大日本水産会が認める者 「継続コンサル」になっているが審査と同じ基準で審査し、結果 継続コンサル を大日本水産会に報告する。大日本水産会では結果に問題な ければ、その旨を受審者に通知する。 更新審査以外において、新たに品目の追加審査を受ける審査 大日本水産会 品目追加審査 を言う。 審査員 上記審査に含まれないもので、審査内容は初回審査に準じ 大日本水産会 特別審査 る。 審査員 認定の対象品目は、水産物を主たる原料とする全ての水産食品としますが、米国水産食品 HACCP規則中に魚介類と定義されない海藻製品と海獣製品については、和文証明書のみ の発行とし、米国へ輸出するための英文証明書は発行致しません。 1 ２．初回認定審査 初回審査までの準備