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プレス安全講座第2 回目 プレス機械の安全距離と安全装置 　　　　　㈱小森安全機研究所 安全距離 KOMORI D=1.6(Tl+Ts) D:安全距離（ｍｍ） Tl: 電気的遅れ時間（押しボタン→電磁弁） Ts:機械的遅れ時間（電磁弁→停止） 急停止性能測定装置で測定が必須 速度が最大となる位置で測定 危険限界の基準 KOMORI C型フレームの場合 Da+b+1/3Hd ムの場合 Da+b+1/3Hd+1/6Lb 光線式安全プレス KOMORI 光線式安全装置が手を検出して急 停止 透過形、反射形、（白熱電球形は ない） 取付け位置には安全距離が必要 補助光軸の設置 上昇無効 切替キースイッチの有効保持 防護高さ＝ストローク長さ＋スラ イド調節量 最下光軸の位置＝１／３（ダイハ イトースライド調節量） 危険限界の基準 KOMORI C型フレームの場合 D ａ ムの場合 Da+1/6Lb PSDI型光線式安全プレス KOMORI 全周囲ガード（正面、両側面、後面 投光器受光器の連続遮光幅３０ｍｍ以下 安全距離に追加係数　S=1.6(Ts+Tl)+C ボルスター高さ　７５０ｍｍ以上 ボルスター奥行き　１０００ｍｍ以下 ストローク長さ　６００ｍｍ以下 オーバーラン監視装置　15度以内 安全装置の種類と機能 KOMORI スライドの作動中に 手が入るおそれが生じない　 →ガード式 手が危険限界に達しない　 →両手操作式 安全一行程式、両手起動式 　　　　　 スライドの作動を停止する　 →光線式　　→ＰＳＤＩ式　→静電容量式 危険限界から排除する　 →手引き式　　→手払い式 ガード式安全装置 KOMORI 危険範囲をガードで囲みプレスの作動中に危険範囲に手が入らない安全装置 上昇式、下降式、横開き式　（作業に応じて選択） ◎小物の２次加工に最適 ◎両手、片手、足踏み操作可能 ◎安全距離と無関係 ◇ガードの作動後に起動 ◇開放点に留意する ◇ガードの幅、ストロークに配慮 ◇パスラインを確実に 欧州では主流であり、今後は導入を真剣に考えるべきだろう KOMORI 両手操作式安全装置 KOMORI 押しボタンを両手で操作することにより、手が危険範囲に入らない ようにする安全装置 ◎両手で操作する安全