WPT講演 庄木 資料ver2 - 中国情報通信懇談会.PDF

ワイヤレス電力伝送技術の実用化 に向けた課題と取り組み 庄木裕樹 （株）東芝 研究開発センター （BWF WPT-WGリーダ） 1 電波利活用セミナー2012 in 広島 2012.12.7 © 2012 Toshiba Corporation 講演の内容 １．ワイヤレス電力伝送技術の概要 ２．ワイヤレス電力伝送への期待・技術動向 ３．磁界共鳴方式の実用化に向けた課題 ４．BWFワイヤレス電力伝送WGでの取り組み ５．制度上の課題と対策 ６．技術開発上の課題 ７．まとめ 2 電波利活用セミナー2012 in 広島 2012.12.7 © 2012 Toshiba Corporation １． ワイヤレス電力伝送技術 の概要 3 電波利活用セミナー2012 in 広島 2012.12.7 © 2012 Toshiba Corporation ワイヤレス電力伝送方式の比較 家庭・オフィス内での利用を想定した場合に ワイヤレス電力伝送の適用が考えられている典型例 10m 長距離伝送には有利 家庭・オフィス内の用途 高効率化への検討も に注目したい領域 磁気（磁場）共鳴方式 1m 電波放射方式 離 効率1%以下 効率40%～60%程度 送信電力を大きくするための 研究開発が進められている 距 送 10cm 電場（電界）共鳴方式 伝 力 伝送距離を伸ばすための 電 1cm 研究開発が進められている 電磁誘導型 効率70%～90% 1mm 0.1 1 10 100 1000 送信電力（W） ※効率は電源を含めた伝送システム全体の効率を示す 4 電波利活用セミナー2012 in 広島 2012.12.7 © 2012 Toshiba Corporation 電磁誘導型 電力を送信できる距離 数mm～10cm 送信できる電力 数Ｗ～数kW