5损益分岐点.PDF

５ 損益分岐点 ■ 営業利益の算出方法① ◇営業利益の対象とする管理区分 対象とする管理区分は、地域振興施設 （農産物直売施設、物産品販売施設、飲食施設等）とした。 ◇利用者数 予測される利用者数を６７．８万人/年とした。 ◇算出諸元 ≫売上高＝年間総利用者×購買割合×客単価 ・収益施設別に売上高を算出 ・収益施設別の購買比率は、近傍の類似道の駅の 実績を参考に設定 ・客単価は、「農林水産政策研究第16号(2009)」、 「日本金融公庫」の文献より設定 （営業利益計算対象） （営業利益計算対象外） （営業利益計算対象外） ・会議室、農業体験施設等の利用料やイベント収入、 自動販売機収入は考慮しない。 ≫売上げ総利益 ・各施設の管理運営方式及び手数料等の率設定 農産物直売：委託販売（手数料：10％） 物産品販売：委託販売（手数料：20％） 飲食提供：直営 （飲食の売上から食材原価40％を除く。） ≫販売費及び一般管理費は、他事例を参考に設定 ≫施設使用料（指定管理者からの）は考慮しない。 19 ５ 損益分岐点 ■ 営業利益の算出方法② 売上げ総利益の算出 売上高の算出方法 ＜条件＞・各施設の管理運営方式及び手数料等の率設定 売上高の算定方法 農産物直売：委託販売（手数料：10％） 収益施設 （利用者数×購買率×客単価（※１）） 物産品販売：委託販売（手数料：20％） 直売施設 利用者数の約25％が消費するものと想定 飲食提供：直営（食材原価：40％） 物販施設 利用者数の約50％が消費するものと想定 売上げ総利益 飲食施設 利用者数の約15％が消費するものと想定 金額（千円） 科目 備考 軽食施設 利用者数の約10％が消費するものと想定 67.8万人 売上高（A） 670,542 ※同一人が直売施設や飲食施設など、複数の施設で消 　直売施設 177,975 直販売 費行動をとるケースが想定されるが、便宜上、１人１施設 　物販施設 355,950 の利用として算出 　飲食施設 96,615 　軽食施設 40,002 売上原価（B）