和临技会报-和歌山県临床检查技师会.PDF

和臨技会報 通巻第59号 平成24年度 前期 一般社団法人 和歌山県臨床検査技師会 スタート号 和臨技会長あいさつ 社会保険紀南病院 玉置 達紀 和臨技第14代会長という大役を仰せつかり、一言ご挨拶申し上げます。 昨年は、和臨技創立60周年記念技行の開催、一般社団法人への以降作業という節目 の年であり、ご尽力頂きました旧執行部役員を初め、多くの会員の皆様に改めて厚く 御礼申し上げます。 平成24年4月1日より、一般社団法人和歌山県臨床検査技師会として新たに船出しま した。今後和臨技は一般法人としての顔、日臨技の支部化に伴い関西支部を構成する 一技師会としての顔、従来の近臨技を構成する一技師会としての顔を持つことになり 、責務の大きさをひしひしと感じています。 技師会は職能団体であり、その根幹を成すのは生涯教育であると考えています。各 自が自主性の精神の元に生涯教育を履修する事が、技術・知識の向上、技師の地位向 上、職域拡大になり、ひいては国民医療の向上に繋がっていくものと考えています。 そのためには、多くの会員が生涯教育を履修できる環境を作る事が重要になってきま す。また、国民に対し、エイズ啓発、ピンクリボン啓発、がん啓発、メタボ健診等の 啓発活動や教育活動も進めていく必要があります。この二つの大きな車輪をバランス 良く進めていくことが重要となってきます。 今後、技師会としての組織を強化し、地域性を考慮し、学術事業、公益事業を推進 し本当に技師会に入って良かったと思える技師会つくりを進めて行く所存でございま す。そのためには、会員、賛助会員の皆様のご協力無しでは達成できません。どうぞ 皆様の大きなお力添えをいただけますようお願い申し上げます。 最後になりますが、本和臨技会報は和臨技活動を知る重要な手段であると考えてお ります。脇村理事の斬新な編集で、紙面は大変読み易くなっています。是非最後まで 読んでいただき、和臨技に関心を持っていただける事をお願いして挨拶とさせていた だきます。 平成24年度和歌山県臨床検査技師会定期総会 ５．１９ ビッグ愛 ４F大ホール 一般社団法人としての 初めての総会でした。今後は年1回開催となります。 総会では、23年度の事業報告 学術部報告 会計報告のほか 永年勤続表彰 学術表彰が行われました。 詳しくは 総会議案書、総会議事録をごらんください。 田中事務局長の 玉置会長の挨拶 後方は理事面々 一般経過報告 すべての議案は拍手をもって承認されました。 永年勤続表彰を受ける 村田正吾さんと勝山浩樹さん 議長の吉田啓一さんと田中真理さん 学術表彰を受ける津村知絵さんと中尾光孝さん 竹中副会長の 学術報告 総会研修会 梅毒試薬「メディエースTPLA」の 積水メディカル株式会社 カスタマーサポートセンター 開発に関わってこられた研究者と 西日本グループ長 松本 美枝 先生 しての苦しさ、楽しさと、学術的 な話を、松本先生の経歴とお人柄 梅毒検査試薬 100の失敗を乗り越えて とともに、興味深く、聞かせてい ただきました。今後もご活躍くだ ーラテックスと梅毒とわたしー さい。 会長賞