地域限定通訳案内士-国土交通.PDF

「外客来訪促進基本方針」、「地域限定通訳案内士試験実施基準」 及び「地域限定通訳案内士試験ガイドライン」のポイント １．試験方法 ・試験は、原則として、毎年少なくとも１回行う。 ・外国語の筆記試験（以下「外国語筆記試験」という。）は、地域限定通訳案内士の業 い 務を適切に行うために必要な読解力、説明力、語彙力等の総合的な外国語の能力を問 うものとし、当分の間、事業実施地域の制限のない通訳ガイドの資格を得るための試 験（以下「通訳案内士試験」という。）と同一の出題とする。そのため、試験の実施 日時は、外国語筆記試験に関しては、通訳案内士試験の実施日時に合わせるものとす る。ただし、当該都道府県の区域に係る「地理」、「歴史」、及び「産業、経済、政治 及び文化」の筆記試験（以下「地理等筆記試験」という。）並びに口述試験について はこの限りではない。 ・同一年度に実施される通訳案内士試験と、地域限定通訳案内士試験の同時受験は妨げ ない。 ・同一年度に実施される複数の都道府県知事が実施する地域限定通訳案内士試験の同時 受験は妨げない。 ２．試験委員 ・地域限定通訳案内士試験委員は、原則として、外国語筆記試験については外国語ごと に２人以上、地理等筆記試験については科目ごとに２人以上、口述試験については外 国語ごとに２人以上選任されるものとする。 ３．合否判定 ・筆記試験の合否判定については、科目ごとに合格基準点を設定し、すべての科目につ いて合格基準点に達しているか否かを判定することにより行う。受験者には筆記試験 の合否のほか、科目ごとに合格基準点に達したか否かを通知する。 ・外国語筆記試験に係る上記の合否判定事務については、通訳案内士試験における当該 外国語筆記試験の試験委員と同一の試験委員が、同一の基準で行う。 1 ４．試験免除 以下の表の左欄に掲げる者については、右欄に掲げる筆記試験を免除する。 地域限定通訳案内士試験の筆記試験の一 同一の都道府県知事が実施する次回の地 部の科目について合格基準点に達した者 域限定通訳案内士試験を受験する場合の、 当該科目 （外国語については同じ種類の外 国語に限る。）についての筆記試験 一の外国語による通訳案内士試験に合格 当該外国語による地域限定通訳案内士試 した者 験を受験する場合の、外国語筆記試験 一の外国語による通訳案内士試験の外国 当該試験終了後最初に実施される当該外 語筆記試験について合格基準点に達した 国語による地域限定通訳案内士試験を受 者 験する場合の、外国語筆記試験 一の外国語による地域限定通訳案内士試 他の都道府県知事が実施する当該外国語 験に合格した者 による地域限定通訳案内士試験を受験す る場合の、当該外国語の科目についての筆 記試験 一の外国語による地域限定通訳案内士試 次回の当該外国語による地域限定通訳案 験の外国語筆記試験について合格基準点 内士試験を受験する場合の、外国語筆記試 に達した者 験 財団法人日本英語検定協会が実施する実 外国語筆記試験（英語） 用英語技能検定の一級に合格した者 ５．複数都道府県合同試験 ・外客来訪促進法に基づく各 「外客来訪促進地域」（いわゆる「国際観光テーマ地区」） を構成する都道府県については、合同で試験を実施す