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结晶场理论
本連載では,若手のバイオ研究者に向けて,化学に興味を
もつきっかけになることを目標に,化学の理論や考え方な
どを専門家が解説いたします.
と
ん
ちゃ
齋藤勝裕 (名古屋工業大学名誉教授)
新連載
短期連載
第1回 化学が明かす分子の性質 −錯体を例に
生命現象の理解を目標とするバイオでも、研究を進
もちます。また、磁性をもつものもあります。いった
めていく過程で一つの分子や、一つの反応に注目する
いこのような錯体の性質は、どこから沸いて出てくる
ときはあると思います。そして、分子の物性や反応性、
エネルギーなどを考えるとき、化学の知識が必要になっ のでしょうか。
てくるのです。
化学のなかで非常に大事になってくるのは、電子の 1 錯体の鍵を握る d 軌道
エネルギー準位や軌道という考え方です。軌道と言う
錯体は正四面体や正八面体など、幾何学的に美しい
と、苦手意識をもっている方もいるかもしれません。
ゃんと 構造をしたものがたくさんあります。例えばヘムの構
ち また、この理論が何かの現象の説明に直結することは
あまり思い浮かばないので、どう役に立つのか想像し 造は、ポルフィリンの4個の窒素原子およびヒスチジ
にくいかもしれません。しかしこれらは、化学の観点 ン、酸素が鉄に配位結合し、正八面体構造をとります
で現象を考える場合の手段、武器となるものです。化 (図1)。一般に錯体の中心にある金属原子あるいはイ
学者は分子の物性などを考える際、構造式に描かれて オンを中心金属、それと結合した有機物を配位子と呼
いる原子の種類や結合様式だけを見ているのではあり
びます。同じ金属でもイオンの価数、配位子の種類、
ません。その向こうに、電子の状態、動きを見ている
個数などによって異なる構造となります。
のです。
今回は、電子のエネルギー準位や軌道がいかに大切 錯体を説明する理論にはいろいろありますが、ここ
かという例として、錯体のお話をしたいと思います。 では一つの美しい説明法、結晶場理論で説明しようと
1回目にしてはちょっと難しいかもしれませんが、全 思います。結晶場理論は中心金属と配位子の間の結合
部を理解する必要はありません。理論的に説明できる
ことの面白さを、少しでも感じてもらえたら幸いです。
金属や金属イオンと水やアンモニア、あるいは有機
分子が結合した分子
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