新相模原を‘读む’-相模原立博物馆.PDF

2007.11.1 新 ・相模原を 「読む」 ずらりと並んだ市史 ・町史の数々。合併により、本市の刊行物 として 「津久井町史」「相模湖町史」 「城山町史」「藤野町史」が加わりました。歴史 ・考古 ・民俗 ・自然など、ジャンルも多岐にわたりま す。読書の秋、相模原を知る書物に触れてみませんか。 （写真は市立博物館のミュージアムショップ） 左から 相模原市史現代図録編、 同全 7 巻、城山風土記、津久井町史 1 市史各編の動きから 資料選定がほぼ終了～現代資料編～ 市史編さんだより第 38 号 （2007.9.1）でもお伝えしましたが、10 月までに掲載予定資料の選定を行 いました。今後は原資料 との校合 ・校訂作業を行 うとともに、使用許諾が必要な資料についての所定 の手続き等を行っていきます。来年春の刊行に向けて、ページ数 ・体裁などの仕様を決定 し、印刷製 本の発注作業へ入 ります。 気象観測計器を設置～自然編～ 都市化が急速に進んだ相模原市では、ヒートアイランドなどの都市気候現象がみら れるようになりました。このため、各地域自治区を除く相模原市内の気温 と湿度の分 布を明らかにすることを目的として、市内小学校 11 校の百葉箱に、湿度温度計を設 置 しました。 8 月下旬から設置を開始し、約 1年間自動で継続的に観測を行っていきます。これらの結果は、2008 （平成 20）年度刊行の 「自然編」に掲載する予定です。 構成案を検討～民俗編～ 2009 （平成 21）年度刊行の 「民俗編」は、写真を多用し、視覚的に市民の顔やふだんの生活が見え る図録編のような構成にして行 く全体像が示 されました。今後は、写真と民俗事象を結びつけるため の、聞き取 り調査を進めます。 遺跡出土資料の計測・実測作業等が終了～考古編～ 5 月から開始した今年度の出土遺物整理作業は、場所を新磯野の埋蔵文化財 整理室から市史編さん室事務室へ移 し、実測等を行い、10 月下旬に終了 しま した。これらの作業は、2011 （平成 23）年度刊行予定の市史 「考古編」のた めの基礎調査で、成果の一部は本編の刊行前に調査報告書等で発表する予定 です。 本格的調査開始を前に～文化遺産編～ 9 月 15 日 （土）と10 月 20 日 （土）に部会を開催し、2014 （平成 26）年度刊行予定の 「文化遺産編」 の内容等について話し合いました。今後は、具体的な調査計画についても検討を進めます。 2 講演会 「建築文化からみた相模原と津久井」