日本の医疗制度とその课题.ppt

日本の医療制度とその課題 もくじ 医療の現状 日本の医療制度の問題点 医療制度改革への道 医療の現状 日本の医療制度 日本の医療制度 日本の医療制度はすべての国民に平等に医療の機会を保障するという観点から整備 国民が容易に医療機関を利用できる体制として国民皆保険制度が整備される 医療保険のまとめ 保険者としては大きく分けて被用者保険、国民健康保険にわけられる 70歳以上の高齢者に対しては高齢者保険制度というものがあり国、保険者、患者負担によって賄われている 一方で老人医療費が大きくなり、保険者の拠出金が大きくなり保険者の経営を圧迫している 本来の支払業務さえ出来ないようになる可能性がある 診療報酬と支出 保険給付の対価…診療報酬 診療報酬額の決められ方診療報酬点数表に基づく出来高払制 診療報酬と支出（まとめ） 診療報酬は診療報酬点数表に従い決められている 診療報酬は出来高払制をとっている 保険者は医療機関から出されたレセプトを審査することにより保険料を支払う 医療の提供体制 すべての国民に平等に医療を受ける機会を保障するという観点から整備 医療の提供体制 医療の提供体制（まとめ） ハード面は充実している ソフト面では量的には充実質的には充実しているとは言いがたい 医療保険制度を取り巻く環境の変化 国民医療費の増加と保険財政の不均衡 医療に対する国民のニーズ変化 医療制度改革への道 医療制度改革の目指す道 毎年1兆円のペースで増え続けている医療費ですが、将来的にはもっと増える可能性があると考えられています。特に老人医療費の伸びが大きくなっています。 とくに被用者保険からの拠出金が大きくなり、被用者保険の財政を圧迫していることがわかります そんな中、高齢者がより増えていくのでもっと高齢者医療費が大きくなることが予想されます なぜ高齢者医療費は大きくなるのでしょうかそれはこの図のとおりで、若い人に比べて一人当たり診療費が大きくなるからです。 参考に医療費の構造をみてみると、このようになっています。 それではまず医療保険制度とは何であるか簡単に説明してみたいと思います。 保険の種類としては自営業者や無職者が加入する国民健康保険、被用者が加入する被用者保険に分けられます。 また、70歳以上の高齢者に関しては その保険者別に見てみるとどのようになるか見てみます。 加入者の年齢や所得構成に格差があることがわかる また、政管健保、組合健保では診療費に対して多くの保険料を支払っていることがわかる では実際に保険者の財政状況を見てみるとこのようになっています。見てもらえばわかるとおり、保険者の多くは赤字になっています。 先ほどの通り、医療費の増加により医療制度の根幹である保険者の経営が苦しくなっていることや、 これまで広く均一に供給されてきた医療の「質」についてよりよいものを選択しだした この図を見てもらえればわかるように日本の医療提供体制をハード面から見てみると比較的高い水準にあります * 膨らみ続ける医療費 医療費の将来 老人医療の特性 http://www.mhlw.go.jp/houdou/0103/h0306-1/h0306-1.htmlより 増える高齢者 医療費の増加 高齢者の増加 経済状況の変化 医療制度の 改革が必要!! このままだと大変 医療費の構造 医療保険とは 現物給付 国民健康保険 被用者保険 被用者 自営業者、無職者 保険の種類 老人保険制度 保険者を圧迫する拠出金 保険者の財政状況 経済の低迷により賃金が上がらない→保険料収入が伸びない 診療報酬と支出 医療機関 保険者 レセプト 審査?支払 出来高払制は過剰請求を生み出すインセンティブを持つ 保険者はレセプトをチェックし、内容が適正かどうか審査する 目指す医療制度はどのようなものか 現在増えている消費者のニーズを 捉えながら財政良化をめざす つまり 医療の質の維持向上とあわせて医療の効率性を高める ????????????????????? 現在の日本の医療費は31兆円を超え、国民所得に対する割合も上昇し続けており、なおかつ国民所得の伸びを上回っています。 特に老人医療費の伸びは大きく、毎年10％近くの伸びを見せています。毎年1兆円のペースで増加している 医療制度改革を見ていく上でまず日本の現状を見ていき、そのうえで日本の医療制度やその問題点を見ていきたいと思います。 そのうえでどのような改革が出来るのかについて考えてみたいと思います。 ここまでみてきたように以上のような状況から、医療制度の改革の必要性が叫ばれているのです。 それでは改革せよと言われている日本の医療制度というものはどのような制度なのでしょうか。ここからは日本の医療制度について見ていきたい