小菅ケ谷地区.DOC

＜88ページ＞ ■第３期栄区地域福祉保健計画 小菅ケ谷地区 　誰もが暮らしやすい小菅ケ谷地区を実現するための支えあい?見守りあいのプラン（第３期栄区地域福祉保健計画 小菅ケ谷地区 地区別計画。計画期間：平成28年度～32年度）をご紹介します。 １　小菅ケ谷地区のプロフィール 本郷台駅を中心とする地区で、小菅ケ谷一～四丁目、小山台一～二丁目、小菅ケ谷町、鍛冶ケ谷町と飯島町及び桂町の一部から構成されています。電車、バスの利便性がよく、駅周辺にはリリス、あーすぷらざ等の大規模施設があり、栄区の文化ゾーンを形成しています。いたち川流域には、緑豊かな落ち着いた町並みが続きます。 　昭和40年代後半に開発された地域では人口の減少と高齢化が進んでいますが、駅前や幹線道路沿いのマンションに若い世代の流入が目立ち、子育て世帯の割合が多くなっており、地区全体では高齢化率は区平均より下回っています。今後進められる本郷台駅前開発により、地域の活性化が期待されます。 ２　地区の特徴から考えること ● 小菅ケ谷北公園など自然豊かで集える場が多く、今後も本郷台駅前の活用等、つながりを中心とした取組が大切です。 ● 本郷台駅前の開発もあり、今後も子育て世帯の転入が予測されます。地域のつながりのきっかけづくりが求められています。 ● 高齢化が進む中、介護予防など自分に合った健康づくりの機会が身近な地域の中で見つけられるようにすることが大切です。 ● 住宅地の開発により転入者が多い地域です。災害時等に備え、平常時からのつながりづくりが重要です。 ３　数字から見た小菅ケ谷地区 小菅ケ谷地区の統計データ 年齢構成の推移 （グラフ） 65歳以上の方のいる世帯率（国勢調査H.22） （グラフ） ６歳未満の子のいる世帯率（国勢調査H.22） （グラフ） 65歳以上の単身世帯率（国勢調査H.22） （グラフ） ● 栄区の中ではまだまだ若い地区ですが、平成37年には高齢化率24.8％となると予測されています。 ● 栄区の中でみると、65歳以上の方のいる世帯は少ない現状ですが、65歳以上の一人暮らしの方は多くなっています。 ● ６歳未満の子のいる世帯率は区内で一番高く、若い世代が多く関わりは引き続き大切です。 ＜89～90ページ＞ ４　地区別計画 小菅ケ谷地区の目標 みんなでつくる　ふるさと 小菅ヶ谷 (1) テーマ１ テーマ 地域の中でつながろう 現状?課題 ●新しい方が地域活動に入りやすいようなアプローチが必要。 ●地域の行事や各種イベントに情報提供の仕方に工夫が必要。 ●地域活動者同士の交流が少ない。 ●地域の中の福祉施設（保育園や高齢者?障害者施設等）との交流が少ない。 ●高齢者の活動する場が少ない。 ●地域の中で見守りについて考える必要がある。 ●障害理解が不十分に感じる。 将来像（目標） ●多世代の人が交流できる地域のイベント等が増えている。 ●若い層が積極的に地域活動へ参加する地域になっている。 ●日常の中で積極的に挨拶をする地域になっている。 ●身近な所に気楽に集える場ができている。 ●施設や学校と交流の機会ができている。 ●障害理解が広がっている。 取組内容 ●新規サロンの立ち上げ等、いろいろな世代が交流できる場づくり。 ●地域活動のさらなる周知や情報発信。 ●つながるマップを活用した交流イベントの開催。 ●参加しやすいボランティア活動や、地域役員を引き受けやすいきっかけづくり。 ●見守りのポイントの共有と、見守り体制づくり。 ●日頃から誰でも挨拶できる環境づくり。 ●施設や学校との交流。 ●認知症や障害理解を深め、地域で支えあう仕組みづくり。 取組体制（テーマ１からテーマ４まで共通） ●町内会自治会 ●小菅ヶ谷地区社会福祉協議会 ●民生委員児童委員協議会 ●保健活動推進員会 ●青少年指導員協議会 ●スポーツ推進委員連絡協議会 ●消費生活推進員の会 ●防犯指導員 ●環境事業推進委員連絡協議会 ●交通安全母の会 ●子ども会育成指導者連絡協議会 ●シニアクラブ連合会 ●ボランティアグループ、自主活動団体(サークル) ●福祉施設 ●保育園 ●地元の商店 セーフコミュニティ 高齢者安全 こども安全 自殺予防 (2) テーマ２ テーマ 地域で子育てを応援しよう 現状?課題 ●地域の中の保育園?幼稚園等の情報が周知されていない。 ●未就学児の遊び場所が不足している。 ●小学生の居場所が不足している。 ●登下校の見守りが必要。 ●子ども達が参加できる地域イベントが知られていない。 ●子育て世代の声が反映できる工夫が必要。 将来像（目標） ●子育て世帯への理解が広がり、子育てしやすいまちになっている。 ●子どもが気軽に参加できる居場所が増えている。 ●児童虐待の早期発見?予防