健康と社会健康长寿と口腔科学12008.PDFVIP

平成20年度 全学教育科目（健康と社会） 歯を失うと寝たきりになりやすい？ 健康長寿と口腔科学1 歯と全身には密接な関係 高齢者の医療費は歯の健康な人の数倍（厚労省調査） 健康長寿と口腔インプラント 噛めなくなると食物が細かくならず唾液の分泌が減少 →消化吸収の効率が低下 噛む力が弱くなると脳や全身への血流量が少なくなり、 全身の栄養不足を招く →顎や全身の筋肉が劣化 2008.6.12 北海道大学病院 高次口腔医療センター 骨の石灰分の体外への流出が生じる → 骨粗鬆症 石川 誠 歯の寿命 「8020運動」 日本人の歯の平均寿命は約60年 平成元年スタート（今年で20周年） 厚労省調査（1999年） 8020達成率 昭和62年：7.0％ 永久歯萌出は6、7歳 平成19年：25.0％ → 70歳までもてば平均以上 たとえ義歯であったとしても、健全な口腔状態を 保っていれば、健康長寿を迎えることができる ほてつ 丈夫な歯はボケ防止？ 歯の欠損に対する補綴治療 ・ブリッジ 認知症（痴呆症） 歯の無いグループに目立つ ・義歯 食物を噛みしめる喜びを満喫している人は、活 部分入れ歯 力を持って生活を送っている 総入れ歯 噛むことで脳が刺激され、活性化される ・歯の移植 ・インプラント 1 ブリッジ 部分入れ歯 参考資料：ノーベルバイオケア 参考資料：ノーベルバイオケア 総入れ歯 歯の移植 参考資料：ノーベルバイオケア 初診時 残根の抜歯