高回転数化を目指した洗濯機 の流体バランサの改良 - JST.pdf

高回転数化を目指した洗濯機

の流体バランサの改良

大阪産業大学工学部機械工学科

教授中村友道

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従来技術とその問題点

既に実用化されているものには、流体バランサ

の堰止め機構や球を用いたバランサがあるが、

高速回転の脱水状態に近づくと

流体等が洗濯物側に移動し振動が再発生

と言う問題があり、脱水に対応する回転数の危

険速度以下で回転数を制限する必要があるた

め、脱水性能の向上に限界がある。

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実験モデルと実洗濯機の対応

この水の動

きを受動的

に制限する

機構を考流体バランサ装置

案

偏心重量

目標位置

180°0°

普通は半分

程度水を入

水が溜まる位置れるドライ式洗濯機

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実験装置(基本モデル)

偏心重量

バランサ

モデル

非接触目標板

変位計

パルス支持棒

計

モータ

支持ばね

荷重計

実験開始当初は２種類

の計測方法を採用

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基本モデルの応答

(偏心重量と水251g)

ByloadsensorBydisplacementmeter

LL

oo

aa

dd

1.２つのピークが現れる

2.２種類の計測方法共に同様の傾向を示す

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