Cephradine の実験動物に対する毒性試験および胎仔に.pdfVIP

VOL. 23 NO. 1 CHEMOTHERAPY 37 Cephradineの実験 動 物 に対 す る毒性 試 験 お よび 胎仔 に 及 ぼす 影響 につ い て 増 田 裕 ・鈴 木 薄 雄 ・小此木 丘 三共株式会社中央研究所 合 し,水溶性 とした ものを用いた。 諸 言 II実 験 方 法 セ フ ラジ ン(USAN:Cephradine,INN:Cefradine)i)急 性 毒 性(マ ウスお よびラッ ト) は,米 国のSquibb社で 開発 され た セ フ ァ 獄 スポ リン系 動物は,三 共株式会社中央研究所動物飼 育場生産 のマ の新規 半合成抗 生物 質 で あ る。 ウス(RFVL6週 令)ラ ッ ト(Wistar-Imamichi6週 本剤 は大部分 のべ ニ シ リナーゼ産 生 ブ ドウ球 菌 を含 む 令)お よび幼若 ラッ ト(Wistar-lmamichi3週令,4週 グ ラム陽性 お よび グ ラム陰性 の細 菌 に対 して,広 範 囲 に 令)を 用いた。 抗菌作用 を示 し,そ の作用 は殺 菌 的 で あ る。 幼若 ラッ トを除いては,経 口,皮下,腹 腔,静 脈 の4 本剤 は経 口投 与 に よ り良好 な吸収 が え られ るが,同 時 ルー トでそれぞれ投与 し,幼若 ラッ トでは,経 口投与だ に注射用剤 型 も開発 され てい る。 けを行 なって急性毒性値 を求 めた。 各投与量における動物数 は,雌 雄各1群10匹で,投 与 Cephradillcはド記 の化 学構 造 を有 す るQ 後7日 間にわた り症状 を観察 し,そ の間 の死亡例 数 か ら,L王TCHFIELD-WILCOXON法に よ りLD50を算出 した。 ii)亜急性毒性,慢 性毒性(ラ ッ ト) 動物 は急性毒性 と同 じく,WistarImamichiラッ ト を用い,い ずれ も雌雄各1群10匹を使用 した。 投与期 間は,13週(亜急性毒性)お よび26週(慢性毒 性)で,投 与開始時期 は,い ずれ も生後6週 令 とした。 化 学 名7-〔D-2-amino-2-1,4-cyclohexadlene-1-yl)投与量は,13週連続投与では,100,250,500,1,000, acetamido〕-3-methyl-8-oxo-5-thia-1-azabicyclo〔4.2.0〕 2,000および4,mmmg/kg/dayの6Dose,26週の連続 oct-2-ene-2-carboxylicacid 投与では,100,250,500および1,000mg/kg/dayの4 分子 式:C16HlgN304S,分子 量:349.4 Doseであ り,Cephradine結晶粉末 を,0.5%CMC 本化 合物 は,水 に難 溶,エ ー テル,ク ロ獄 ホル ム,ベ 添加滅菌蒸