基幹的交通システム導入の基本的考え方.pdf

第１回 地域公共交通会議 資料 資料５ 基幹的交通システム導入の基本的考え方 中 央 区 第１章 中央区の現況と課題 現況及び必要性のまとめ 検討地域の現況 検討地域の交通・まちづくりの課題 基本理念・目標・施策 【地勢・人口】 【課題１】増加する交通需要に対する公共交通の充実 ・臨海部を中心に人口増加 → 子供、子育て世代の増加 ・臨海部の人口増による交通需要の増加 ・大規模開発による今後の人口増加の可能性 ・臨海部と都心とを結ぶ中量輸送機関の確保が必要 ・地区により異なる性格 →昼間人口の多い地区と夜間人口の多い地区 【課題２】公共交通不便地域の解消 ・将来的な高齢化の進展 ・鉄道駅から300m、バス停から200m 以上離れた、公共 交通が不便地域の解消が必要 【産業】 ・極めて高い商業集積 【課題３】自転車利用環境の充実 →銀座（都内で年間商品販売額2 位）等の集客力 ・歩行者・自転車が安全・快適に通行できるよう駐輪場の整 ・臨海部では今後も開発が進展する見込み 備や自転車の走行空間確保が必要 ・銀座、日本橋、築地市場、月島もんじゃ街、晴海トリトンスクエア 等の観光施設・商業施設の存在 【課題４】自動車に伴う環境負荷の軽減 ・交通渋滞を緩和し、円滑で快適な自動車走行空間を確保す 【交通】 るため、自動車利用の抑制が必要 ・増加する公共交通輸送人員 →従業人口の増加、勝どき駅の混雑・拡幅改造 ・基幹的バス路線におけるバスの運行本数が多い 【課題５】バリアフリー対応の充実 ・公共交通不便地域の存在 ・鉄道駅のバリアフリー化、道路の段差解消等のバリアフリ ・中央通り、八重洲通り、永代通り、外堀通り、晴海通り等での道路 ー対策の推進が必要 混雑 ・銀座地区を発着地とする移動が多く、特に銀座地区～日本橋人形町 【課題６】まちの魅力を高める交通環境の充実 地区、東京駅方面間での移動が多い。 ・回遊性やまちの魅力を高める交通環境の充実が必要 中央区総合交通計画（平成24 年6 月）における整理内容 本検討において考慮すべき追加要素 【まちづくり・産業経済・観光】 築地市場の移転や都心部の開発を踏まえたまちづくりへの対応 必要性(求められる基幹的交通システム) ・築地市場の移転と跡地のまちづくり ・銀座との一体的なまちづくり、回遊性の向上 →築地市場移転後のまちづくりの検討