液体タンクの耐震研究- 今後への展望.pdfVIP

液体タンクの耐震研究 - 今後への展望 名城大学ARCSEC ワークショップ 2010年5月14日（金） 10:00-17:45 坂井藤一（FS技術事務所） 名城大学ARCSEC ワークショップ 坂井藤一(’10/05/14 ) 石油貯槽（鋼製、固定屋根式・浮屋根式） ・屋外貯蔵所：約10万 特定屋外貯槽：1,000kl以上（約10,000基） 10,000kl 以上（約3,000基） Single-deck Double-deck Pontoon 名城大学ARCSEC ワークショップ 坂井藤一(’10/05/14 ) LNG/LPG 貯槽 地上式（２重殻＝鋼＋鋼/PC） 地下式（メンブレン＋PC） 名城大学ARCSEC ワークショップ 坂井藤一(’10/05/14 ) その他のタンク - 横置/縦置小型貯槽 - 上水道/下水道施設 地上式（鋼製・PC製・RC製・FRP製） 地下式（RC製・鋼製） - 原子力圧力容器 2007 新潟県中越沖地震 名城大学ARCSEC ワークショップ 坂井藤一(’10/05/14 ) 柏崎刈羽原子力発電所の地震加速度 名城大学ARCSEC ワークショップ 坂井藤一(’10/05/14 ) タンクの地震被害例 地震（マグニチュードM） 年 被害の概要 Kern County, U.S.A. (M=7.6) 1952 EFB、 スロッシングによる溢流 Alaska, U.S.A. (M=8.4) 1964 スロッシング、 浮上り、 EFB、 滑動、 火災 新潟地震、日本(M=7.5) 1964 スロッシングによる溢流、固定屋根破壊、火災 San Fernando, U.S.A. (M=6.6) 1971 EFB底部破壊（水タンク） Tang-Shan, China (M=7.8) 1976 EFB、 座屈と傾斜（小型タンク） 宮城県沖地震、日本(M=7.4) 1978 浮上り、 底部破壊 Caolinga, U.S.A. (M=6.5) 1983 EFB底部破壊、 スロッシングによる溢流 日本海中部地震、日本(M=7.7) 1983 スロッシングによる溢流、浮屋根破壊、火災 Santiago, Chile (M=7.7) 1985 EFB底部破壊、スロッシングによる溢流 Loma Prieta, U.S.A. (M=7.1) 1989 EFB底部破壊 兵庫県南部地震、日本(M=7.3) 1995 EFB、座屈と傾斜（小型タンク）、 配管破壊 Kocaeli, Turkey (M=7.4) 1999 スロッシング破壊、 火災 Chi-Chi, Taiwan (M=7.6) 1999 スロッシングによる浮屋根破壊、タンク側板破壊 十勝沖地震、日本(M=8.0) 2003 スロッシングによる浮屋根破壊と沈没、 火災 Sumatra, Indonesia (M=9.0) 2004 津波による破壊 名城大学ARCSEC ワークショップ 坂井藤一(’10/05/14 ) EFB ＝Elephant Foot Bulge 象の足型座屈 →底部破壊による石油の大量流失 1985 Santiago, Chile Earthquake (M=7.7) 名城大学ARCSEC ワークショップ 坂井