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Excel による度数分布表とヒストグラムの作成方法 【１】準備 １．データをワークシートに入力する。 ２．データの範囲に名前を定義する (データ範囲が大きいとき，範囲指定が楽になる)。 データの範囲をドラッグし、ツールバーの 「数式」→ 「名前の管理」→ 「名前の定義」を 選択する。 ３．名前を入力する （この例では、data1）。 ４．データの最大値を求める。(関数max を使う) ５．データの最小値を求める。(min 関数を使う) ６．データの範囲 （最大値と最小値の差）を求める。 ７．データ数を求める。（関数count を使う） ８．階級の個数の目安を計算する。（スタージェスの公式を用いる） 対数関数log を使う。 log(データ数，２) ＋１ ９．階級幅を試算する。（範囲を階級数で割る） １０．採用した階級幅で各階級の下限値と上限値を求める。 １１．各階級の最大値 （データ区間）を求める。 （この例では、未満なので上限値はその階級に入らないので、上限値よりわずかに小さい値を 設定する） 【２】度数分布表を作成する １．ツールメニュー 「データ分析」→ 「ヒストグラム」→ 「OK」を選択する ２．必要な値を入力する。 ①入力範囲 ： データの範囲 （この例では、data1） ②データ区間 ： 【準備】１１で求めた範囲 ③累積度数分布の表示 ： チェックを入れる ④出力先 ：ワークシートの適当なセルをクリックする （この例ではG26） ３．結果の出力数値を用いて、度数分布表を作成する。 この例では、相対度数、累積度数は、頻度(度数）からセル参照を用いて求めている。 また、表題、見出し行、合計行などを作成する。 できあがり！ 【３】ヒストグラムの作成 １．グラフの横軸 （項目軸）、グラフにするデータを見出しも含めて選択する。 この例では、 Ctrl を押しながら、範囲[L25:M32], [P25:P32]をドラッグしている。 ２．ツールバーの 「挿入」→ 「縦棒」→ 「2-D 縦棒」の左端を選択する。 グラフのレイアウトを選択する．「グラフのレイアウト」→ 「レイアウト9」を選択． ３．グラフタイトル，軸ラベル(横)，軸ラベル(縦) をクリックし，それぞれ度数分布表からコピー する．直接入力しても構わない． グラフタイトル → 表題，軸ラベル(横) → 階級見出し，軸ラベル(縦) → 度数見出し ４．累積相対度数の目盛りを右側の縦軸に表示する。 累積相対度数のグラフの棒上で右クリックし、「データ系列の書式設定」を選択する。 「使用する軸」の中で、「第２軸(上／右側)」にチェックする。 ６．累積相対度数のグラフを折れ線グラフに変更する。 累積相対度数のグラフの棒上で 「右クリック」し、 「系列グラフの種類の変更」→ 「折れ線」を選択する。 ７．軸の目盛りを変更する。 右縦軸のラベル上で右クリックし、「軸の書式設定」を選択する。 最大値を 「固定」→ 「１．０」に変更する。 ８．日数 （縦棒）の書式を変更する。 「日数」の棒上で右クリックし、「データ系列の書式設定」を選択する。 「系列のオプション」で、「要素の間隔」を 「0%」に設定する。 ９．日数のメモリラベルの配置を変更する。 縦軸のラベル上で右クリックし、「軸の書式設定」を選択する。 横軸ラベルについても，必要に応じて同様に変更を行う． １０．ヒストグラムと累積相対度数グラフの完成