構造設計におけるfem解析の高度化と信頼性の向上-土木学会委員会.pdf

構造設計におけるFEM解析の 高度化と信頼性の向上 名古屋工業大学 後藤芳顯 高度なFEM解析の一般化の背景 • 安価で高性能なPCの普及 • 高機能・高性能な汎用解析や各種専用解析 ソフトの開発 • 優れたプリおよびポストプロセッサの整備 （ＣＧによるわかりやすい入出力） 着目位置 G1 G2 G3 G4 ・初心者でも容易に解析を実施できる環境 実務での高度なFEM解析が用いられる例 (1996) • 性能照査型耐震設計 （性能を規定して直接照査） 終局挙動が予測できる非線形動的解析が必要 ◎３次元複合非線形動的解析 • 補修・補強設計 前例のない構造であることによる高精度の解析が必要 ◎はり要素のみならずシェル要素やソリッド要素を 用いた高度な有限要素解析 解析では現実に即した高度なモデル化が可能であるた め 解析モデル検証のための構造実験が減っている． 連続鋼床板桁橋の全体解析による応力集中の評価 54 025 129 000 92 600 99 500 60 853 P159 P160 P161 P162 P163 P164 G1 G2 G3 G4 シェル要素 P159 5 4 0 2 5 P160 46279.1 はり要素 12796.5 1 2 0 0 0 0 シェル要素 ソリッド要素 P161 9 2 6 Z 0 0 はり要素 P162 Y はり要素 9 9 X 5 0