多面体近似による形状モデリング.pptVIP

ボリュームデータの形状解析と多面体による形状モデリング 1 背景 1-2 3次元形状モデリング表現手法の比較 1-3 目的 2 多面体表現 2-1 離散平面の定義(1) 2-1 離散平面の定義(2) 2-2 多面体化アルゴリズム(1) 2-2 多面体化アルゴリズム(2) 3 多面体化アルゴリズムの問題点 4 多面体化アルゴリズムの問題解決法 4-1 平坦度の定義 4-2 平坦度算出アルゴリズム(1) 4-2 平坦度算出アルゴリズム(2) 4-3 順序付けアルゴリズム(1) 4-3 順序付けアルゴリズム(2) 7 まとめ 8 今後の課題 より複雑な形状の対象物に対するアルゴリズムの検証 実データへの適用 平坦度の拡張 　　平面法線ベクトル、平面の幅、平面の種類 * 北陸先端科学技術大学院大学 李春艶 　剣持雪子　小谷一孔 図１：ＣＡＤデータをもとに作成した建築物の画像（E-factoryら） 図２：実測値をもとに作成したバラの画像（立野ら,JAIST） 3次元物体の形状モデリングに関する研究が注目されている 　設計図によって形状データが得られる場合 　測定により形状データを得る場合 計測データ(ボリュームデータ)　　 形状モデリング 　設計図　　　形状モデリング 表1 3次元形状モデリング表現手法比較表 ○ ○ ○ ○ ○ 大局的多面体 × △ × △ × × △ × △ × メタボール △ ○ ○ ○ ○ 局所的多面体(マーチン?キューブ、ポリゴン) △ △ × ○ ○ パラメトリック曲面 × 特徴量の計算精度(表面積) × 幾何学情報量の算出(表面積、体積) × 位相情報量の算出(穴数、固体数) × 境界情報の保持 ○ 計測データからの形状モデリングの実現性 ボクセル 　 表現手法 評価項目 CSG ボリュームデータから大局的多面体表現を用い て、対象物の3次元形状モデリングを行う 目標： 大局的多面体表現には問題点がある ボリュームデータ(計測したデータ)から 形状解析し、その結果を用いて、 大局的多面体を生成することを考える 目的 図3　多面体表現の例(ボリュームデータから多面体の生成) ボリュームデータ データ個数 166個 多面体を用いた形状モデル 6面 ボリュームデータ： 離散空間の点の集合 離散空間： 座標値が全て整数値の空間 離散空間上の平面： 格子平面上の格子点の集合(離散平面) 図4　平面の1例 平面の幅 平面の幅w 離散平面: 　　式　を満たす離散空間の点 　 の集合 : 整数 : 平面の法線ベクトル : 平面の係数 : 平面の幅 ：naive平面 図5　離散平面の1例 yes 図6　多面体化アルゴリズムの流れ（平面を求める) (J.Francon,L.Paper,1999) 入力： ボリュームデータ 点の集合　　　　　　を選ぶ 出力： 平面 no 平面判定 ：平面 ボリュームデータ点 多面体化アルゴリズム： ボリュームデータから多面体を求めるアルゴリズム 繰り返して平面の集合多面体を得る 点　　　　を選び、 no 図7　多面体化アルゴリズムのイメージ図 簡単のために、2次元で説明する 多面体化アルゴリズムの問題点：　　　　　　　　　　　　多面体の平面の数、位置、大きさが複数個ある 図8　多面体化アルゴリズムの問題点例 対象点　及びその周りの点の集合が平面である条件を満たす場合、平坦の度合い(平面の広がり)を表す指標 平坦度 図8　多面体化アルゴリズムの問題点例 平坦度　　　　　　　 : 点　 に対し、　の周りの点の位置の分布から　の平坦の度合いを表す指標であり、式　　のように定義する を含む平面が含む点の数、 図9　平坦度の例 平面の特徴を表す関数(面積、法線ベクトル、点数など) 図10　平坦度算出アルゴリズムの流れ yes no 入力： 出力： 　を含む点集合　 を選ぶ 平面判定 点　　　　を選び、 に含む点の数を求める 順序つけアルゴリズム 対象点を含む周りの点の集合の選択が重要：順序付けアルゴリズム 図11　平坦度算出アルゴリズムのイメージ図 図12　順序付けアルゴリズムのイメージ図 格子空間のデータ構造は多角形で分割されている 分割構造に基づき定義される星状体の縁を用いて 　順序付けする 星状体の縁　　　　： 対象点　に連結する点の集合 　　　　を用いて点の順序を 　反時計周りに一意に決める　 　ことができる 図13 星状体の縁 星状体の縁 4-3 順序付けアルゴリズム(3) 図14　順序付けアルゴリズムイメージ図 星状体の縁を用い