第1编 第2章.doc

２－３．第３回沖縄本島中南部都市圏パーソントリップ調査 ???平成２１年３月、沖縄本島中南部都市圏総合都市交通協議会 ◆パーソントリップ調査の位置付け 今後、自動車に過度に依存せず、かつ既存ストックを有効活用しながら、様々な人々にとって魅力的で快適な交通を提供することを目指し、これら計画の基礎資料とするために第３回沖縄本島中南部都市圏パーソントリップ調査を実施した。 ◆将来人口フレーム（中間年次H32、目標年次H42）???基地跡地利用を反映 表　将来人口フレーム ◆将来公共交通ネットワーク計画案 □主要な交通結節点 ?西原入口：モノレール延長と高速バスの連携、モノレール駅から西原、普天間等の背後圏にアクセスするフィーダーバス路線やP＆R 機能が連携する交通結節点を配置 ?与那原 ：MTP プロジェクトと連携し、西原方面や佐敷?南城方面等の背後圏にアクセスするフィーダーバス路線やP＆R 機能が連携する交通結節点を配置 □サブ交通結節点 ?新たな公共交通システムを中心としたネットワーク体系全体の利便性を高めるため、新たな公共交通システムと拠点地域間を連絡するバス路線との結節ポイント周辺には、公共交通相互の乗継を重視したサブ交通結節点を配置する。 ?バス交通との結節機能が少ない地域でも、P＆R やK＆R などの自動車交通でもアクセス可能な結節点を随所に配置する。 図　将来公共交通ネットワーク計画案 ◆将来道路ネットワーク計画案 　 図　将来道路ネットワーク計画案 ◆交通量図 図　交通量図（平成42年） ◆将来都市交通計画の評価結果 　?沖縄市から那覇市までの公共交通による移動時間は90分圏から60分圏へと短縮 公共交通ネットワークの整備によって那覇都心部まで公共交通で移動する際の等時間圏域が拡大し、沖縄都心部は90分以上の圏域から60分圏域へと改善される。 図　公共交通の等時間圏域図 　?那覇都心部までの等時間圏域が拡大 道路ネットワークの整備によって、那覇都心部まで自動車で移動する際の等時間圏域が拡大し、沖縄都心部からは30分で到達可能となる。 図　道路ネットワークの等時間圏域の変化 ◆公共交通の利用促進に関する施策 公共交通のより一層の利用促進を図るためには、モノレールや新たな公共交通システムを軸としながら、公共交通システム総体としての利便性を更に高め、確実にするための施策を展開することが欠かせない。 図　公共交通の利用促進に向けた公共交通体系  ◆総合交通戦略の策定（検討対象エリアの設定） 次年度以降について、総合交通戦略の展開方針にもとづき、今後中南部都市圏における多様な都市活動や都市構造の形成上重要なエリアを念頭に検討を進める。 ＜平成21 年度以降の検討対象候補エリア＞ ?新たな公共交通システム導入エリア ?南北都市圏軸の西側の那覇から沖縄間に導入される新たな公共交通システムは、既に短期的な施策として国道58 号ルートを機軸とした基幹バスシステム導入に向けた取組みが進展しつつある。 ?基幹バスシステム等の骨格的な公共交通軸と、これに併せた集約型市街地を一体的に形成するための多様な交通施策を重点的、総合的に取り組む必要がある。 図　検討対象エリアの設定 ◆モノレール延長エリアにおける総合交通戦略の策定 　【モノレール延長エリアの地域整備方針】 駅を中心とした環境負荷の少ない活気ある街づくり 図　モノレール延長エリアの施策展開方針 31 32 1132111132３２1111 37