太田市地域公共交通総合连携计画目次（案）.doc

太田市地域公共交通総合連携計画 （素案） 平成21年３月 太　田　市 ◇　目　次　◇ 第1章　計画策定の背景 1 第1節　計画策定の背景及び主旨 1 第2節　計画の目的 2 第2章　太田市の概況 3 第1節　地形?地勢 3 第2節　気候 4 第3節　地域構成 5 第4節　人口分布 6 第5節　道路状況 8 第6節　公共施設分布 8 第7節　観光 8 第3章　太田市の公共交通の現状 11 第1節　現在の路線バス運行形態 11 第2節　市営バス乗客数 13 第3節　市営バス収支状況 14 第4節　一人当りの輸送単価 15 第5節　市内バスのカバー圏域 16 第6節　鉄道の乗降客数 17 第4章　地域公共交通総合連携計画 18 第1節　基本的な考え方 18 第2節　基本コンセプト 19 第3節　計画の期間 21 第4節　計画の区域 21 第5節　計画の目標 22 第6節　基本方針 24 第5章　実施計画 28 第1節　全体路線計画 28 第2節　路線別計画 29 第3節　新路線のカバー圏域 32 第4節　運行時刻の検討 33 第5節　鉄道及び民間路線バス?隣接自治体バスとの連携 36 第6節　運賃の検討 37 第7節　モビリティ?マネジメントの推進 39 第8節　付加価値の検討 41 第9節　市民参加によるバス環境づくり 44 第6章　今後の課題 45 第7章　計画の推進 46 第1節　太田市地域公共交通活性化協議会の位置づけ 46 第2節　地域との連携 46 第3節　人材の育成 46 第3節　進捗状況の確認 47 【資料編】 1.太田市地域公共交通活性化協議会規約 50 2.太田市地域公共交通活性化協議会委員名簿 53 3.太田市地域公共交通活性化協議会開催経過 54 第1章　計画策定の背景 第1節　計画策定の背景及び主旨 近年、全国各地で鉄軌道やバス路線、旅客船航路の廃止が相次ぎ、交通空白地帯が年々拡大していくことが問題視されています。 また、過度に自動車に依存した生活スタイルは、交通渋滞、環境問題を生じさせているとともに、公共交通の利用者を減少させ、公共交通の維持存続が困難となる地域も見られるようになりました。さらに「団塊の世代」の退職により今後、益々少子高齢化が進むことが見込まれ、自動車を利用できない市民にとって、地域公共交通の維持?確保は重要な課題となっています。 公共交通の衰退と市街地の拡大による都市機能の拡散は、全国の地方都市が抱える共通の課題となっていますが、本市は、太田、尾島、新田、藪塚地域がそれぞれ独自に発展を遂げ、それらが合併し市域が広域化したことから、多極分散型の都市構造となり、公共交通についての課題も多岐に渡っています。 また、現在の市営バスの運行は、高齢者の通院や高校生の通学利用を対象としており、１日の路線バス等の便数も3～6便と通勤者は利用できない状況となっています。 都市郊外型の店舗が増え自家用車の利用が定着していることから、市営バスの利用者数は年々減少しています。この結果、運行赤字は増大し続けており、行政の財政負担も比例して増え、「負のスパイラル」から抜け出せずにいます。 このような状況を踏まえ、地域の公共交通の活性化?再生を図るためには、交通事業者の経営努力や利用者の追加負担だけでは限界があり、今こそ、地域の公共交通を支える新たな仕組みづくりなど取組みが必要となっています。 そこで、本計画では、平成19年10月に施行された「地域公共交通の活性化及び再生に関する法律」に基づき、本市全体における今後の公共交通のあり方を示す「太田市地域公共交通総合連携計画」を策定するものです。 第2節　計画の目的 現在、本市が抱えている公共交通空白?不便地域への対応、不採算バス路線対策等の課題の解決を図るためには、既存のバス路線では十分対応できない状況にあります。 そのため、平成１８年１０月道路運送法の一部改正により、地域住民等関係者の合意があれば、乗合バス以外の手段でも乗合事業が可能となったことから、バス路線の全面再編を基本とし、既存交通である東武鉄道、民間バス、タクシーと連携を図りながら、地域公共交通の活性化?再生を図っていくものとします。 第2章　太田市の概況 第1節　地形?地勢 太田市は、関東地方の北西部に位置し、北部の山地が広大な関東平野へ遷移する地形の変換点に立地しています。 北の足尾山地とそこから流出する渡良瀬川、南の奥利根山地に源を