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食品安全管理のあり方
<平成28年度 HACCP導入研修会>
食品安全管理のあり方
&
HACCPシステムの概要
小久保 彌太郎
<公益社団法人 日本食品衛生協会>
安全な食品をつくるには????
1. 原材料は、食品衛生上の危害要因ができるだけ
存在しないこと。
2. 食品の取扱いは、危害要因ができるだけ存在し
ない清浄なヒトと環境で行うこと。
同時に、有害細菌の発育を防止する温度環境で
あること。
3. 食品に存在する可能性のある危害要因は、食べ
た時に健康を損なわないレベルにすること。
危害要因とは ?
管理しないと、健康に悪影響をもたらす原因となる
可能性のある食品中の物質(または食品の状態)
hazard (ハザード)の日本語訳
危害因子、危害の原因となる物質ともいう
食品衛生法第6条及び第11?18条の成分規格違反
危害要因が健康に悪影響をもたらす可能性や程度を
リスクといい、安全な食品にはリスク管理が必要。
昆虫、毛髪、汚物、腐敗、経済的詐称などは食品中の
当然の望ましくない物質または食品の状態であり、通
常は危害要因に含まれない。
品質管理の対象
安全な食品をつくるための4原則
1. 持込防止
食品取扱い施設内に原材料、従事者、小動物、
空気????とともに危害要因を持ち込まない。
2. 汚染防止
作業環境の食品取扱者、設備?器具????から
食品に危害要因を汚染/混入させない。
3. 増加防止
食品や作業環境で危害要因を増やさない。
適切な温度管理で?細菌を発育させない。
4. 汚染除去
食品に存在する可能性のある危害要因を減少/除去。
4原則を満たすための対応
1. 持込防止
2. 汚染防止 一般的衛生管理プログラム
(GHP、GMP、GAP ???)
3. 増加防止
4. 汚染除去 HACCPシステムの適用
(CCP :HACCPプラン)
<以上をまとめると>
安全な食品をつくるには????
1. 原材料は、食品衛生上の危害要因ができるだけ
存在しないこと。
持込防止 一般的衛生管理プログラム
(HACCPシステムのことあり)
2. 食品の取扱いは、危害要因ができるだけ存在し
ない清浄なヒトと環境で行うこと。
同時に、有害細菌の発育を防止する温度環境で
あること。
汚染防止
一般的衛生管理プログラム
増加防止
3. 食品に存在する可能性のある危害要因は、食べ
た時に健康を損なわないレベルにすること。
汚染除去 HACCPシステム
安全な食品をつくるための世界共通の考えが
コーデックス委員会により示されている
「食品衛生の一般原則」の規範:
フードチェーンを通じて、安全な原材料、衛生的な
作業環境を確保して、食品への危害要因の持込/汚染
/混入/増加を防止するための基本原則。
HACCPシステムの前提条件プログラム
(一般的衛生管理プログラム)
<付属文書>
「HACCPシステム適用のガイドライン」:
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