内科（糖尿病内分泌代謝）専門医育成プログラム.pdfVIP

内科（糖尿病?内分泌代謝） 専門医育成プログラム 内科系各領域の専門医を取得するためには、まず「認定内科医」の資格を得ることが必須である。 研修歴（初期研修を含む）3 年以上で内科各領域にわたる症例の入院受け持ち50 例を必要とする ので、専門医育成プログラム期間中にそれを満たせるよう糖尿病?内分泌内科、消化器内科、循環 器内科、呼吸器内科などで調整する。また救急疾患に対応できるよう初年度は一定期間 ER 勤務 を経験することにする。 Ⅰ）対 象： 初期臨床研修を終了した後、将来、糖尿病?内分泌代謝内科を志す者を対象と する。 Ⅱ）研修目的： 初期臨床研修終了後の３年間（卒後 3 年目～５年目）の研修を通し、まず、日本 内科学会認定内科医の取得をし、さらに、糖尿病専門医、内分泌代謝専門医を 取得するための各学会のカリキュラムに準じ研鑽する（各学会の定める必要症例 数を文末に掲載）。 当科では、急性期から慢性期の糖尿病?代謝内分泌疾患を多数経験し、糖尿病? 代謝内分泌全般についての診療能力を修得できるよう指導を行う。 Ⅲ）研修内容： 糖尿病、内分泌代謝疾患を中心に、内科疾患全般のプライマリケアを含め、病棟 （入院患者 10 名程度の主治医）?外来?当直業務?前期研修医の指導（man to man）などを行う。 初年度には、個々の症例において治療計画が立てられ、レントゲン読影、超音波 検査、心電図など内科診療に必要な知識と技術の習得を目指す。また甲状腺針 生検、各種負荷試験などが独自で出来るようにする。２年度以降は、合併症のあ る患者を中心に、より管理の困難な患者の管理?治療が出来るようにする。また糖 尿病教育などに参画し糖尿病に関するチーム医療や NST （栄養サポートチーム） 活動を通して栄養管理などの方法を習得する。 Ⅳ）週間スケジュール 検査?治療 腹部超音波、頚部（甲状腺、頚動脈など）超音波（月～金曜日午前?午後） 甲状腺針生検（金曜日午前） 各種負荷試験（月?木?金曜日午前など） カンファレンス（主に 18 時から）?回診など （月）部長回診（午後）、（月1 回）眼科との合同症例検討会 （火）症例検討会、内科医局会（CC?CPC、レクチャーなど） （水）糖尿病教室（午後） （木）症例検討会、抄読会(午後） (金）NST 回診、検討会 後期研修医の週間スケジュールの1 例 月 火 水 木 金 土 腹部 甲状腺 AM 病棟 外来 病棟 当番外来 超音波 生検 部長 糖尿病 症例検討 NST PM 救急 回診 教室 抄読会 回診 カンファ 眼科との 内科 NST レンス 検討会 医局会 検討会 Ⅴ）プログラムの内科（糖尿病?内分泌グループ）指導体制 副院長?部長 小杉 圭右 内科学会指導医、糖尿病学会指導医、内分泌学会指導医など 副部長 吉内 和富 内科学会認定医、糖尿病学会指導医 副医長 片岡 隆太郎