平成18年度科学研究費補助金（基盤研究（S））研究終了報告書.pdfVIP

Ｓ終了－１ 平成１８年度科学研究費補助金（基盤研究（Ｓ））研究終了報告書 ◆記入に当たっては、「平成１８年度科学研究費補助金（基盤研究（Ｓ））研究終了報告書記入要領」を参照してください。 ローマ字 SASOH AKIHIRO ②所属研究機関? ①研 究代表者 東北大学?流体科学研究所?教授 佐宗 章弘 部局?職 氏 名 ③研 和文 レーザー駆動管内加速装置：基礎物理の解明と実用展開 究 課 題 Laser-driven in-tube accelerator: Fundamental physics and its practical 英文 名 applications 平成13年度 平成14年度 平成15年度 平成16年度 平成17年度 総 合 計 ④研究経費 金額単位：千円 31,700 32,600 11,000 15,000 5,300 95,600 ⑤研究組織 （研究代表者及び研究分担者） ＊平成１８年３月３１日現在 氏 名 所属研究機関?部局?職 現在の専門 役割分担 （研究実施計画に対する分担事項） 佐宗 章弘 東北大学?流体科学研究 宇宙推進工学 作動実験、研究全体のとりまとめ 所?教授 谷内 哲夫 東北大学?多元物質科学研 非線形光学 レーザー光出力特性の推進性能への影響 究所?助教授 小林 秀昭 東北大学?流体科学研究 反応性流体力学 状態量の多次元計測 所?教授 澤田 恵介 東北大学?大学院工学研究 数値流体力学 数値シミュレーション 科?教授 山口 滋 東海大学?理学部?教授 レーザー物理学 レーザー集光特性の向上 堀澤 秀之 東海大学?工学部?助教授 レーザー工学 ビームレデューサーの設計?性能評価 ⑥当初の研究目的 （交付申請書に記載した研究目的を簡潔に記入してください。） 本研究は、繰返しパルスレーザーを用い加速管内で飛行体を加速する航空宇宙推進装置（レーザー駆動 管内加速装置、Laser-driven In-Tube Accelerator, 以下 LITA と略す、研究代表者が独自に考案）に関わ る基礎物理を解明し、各要素技術を開発、実用に供し得る性能を達成することを目的とする。具体的な研 究項目は以下の通り。 (1) 基礎物理の解明：レーザー駆動衝撃波の流体力学的挙動／予熱用レーザーの自由電子放出効果とエネ ルギー吸収過程／超音速流中でのレーザー絶縁破壊の物理 (2) 要素技術研究：飛行体（以下、プロジェクタイルと呼ぶ）形状の最適化／レンズを使わないビームレ デゥーサーの開発／アブレ－ション等による低速推進性能の向上 (3)推進性能実験：10m長加速管での打上げデモンストレーション実験／超音速単インパルス性能 測定実験 Ｓ終了－２ ⑦研究成果の概要 （研究目的に対する研究成果を必要に応じて図表等を用いながら、簡潔に記入してください。） 図１に示すレーザー駆動管内加速装置（後方照射の場合） に関連する基礎物理現象の解明、および実用展開を視野に 入れた推進性能に関する実験、数値計算を行い、以下の研 究成果を得た。 (1)基礎物理の解明 ?レーザー駆動衝撃波の流体力学的挙動：（⑧特記事項に記述） ?異なるレーザーパワー特性（時間履歴／空間分布）を持つレ ーザーを用い