- 1、本文档共5页,可阅读全部内容。
- 2、原创力文档(book118)网站文档一经付费(服务费),不意味着购买了该文档的版权,仅供个人/单位学习、研究之用,不得用于商业用途,未经授权,严禁复制、发行、汇编、翻译或者网络传播等,侵权必究。
- 3、本站所有内容均由合作方或网友上传,本站不对文档的完整性、权威性及其观点立场正确性做任何保证或承诺!文档内容仅供研究参考,付费前请自行鉴别。如您付费,意味着您自己接受本站规则且自行承担风险,本站不退款、不进行额外附加服务;查看《如何避免下载的几个坑》。如果您已付费下载过本站文档,您可以点击 这里二次下载。
- 4、如文档侵犯商业秘密、侵犯著作权、侵犯人身权等,请点击“版权申诉”(推荐),也可以打举报电话:400-050-0827(电话支持时间:9:00-18:30)。
- 5、该文档为VIP文档,如果想要下载,成为VIP会员后,下载免费。
- 6、成为VIP后,下载本文档将扣除1次下载权益。下载后,不支持退款、换文档。如有疑问请联系我们。
- 7、成为VIP后,您将拥有八大权益,权益包括:VIP文档下载权益、阅读免打扰、文档格式转换、高级专利检索、专属身份标志、高级客服、多端互通、版权登记。
- 8、VIP文档为合作方或网友上传,每下载1次, 网站将根据用户上传文档的质量评分、类型等,对文档贡献者给予高额补贴、流量扶持。如果你也想贡献VIP文档。上传文档
查看更多
セラミックコーティング ippon-
セラミック?コーティング
日本アイ?ティ?エフ株式会社 辻岡正憲
1.はじめに
金属部品(機械部品、工具、金型)への表面処理としての硬質セラミックコーティング技術は、金属
部品の耐摩耗性、耐食性、耐熱性、摺動性等を向上させる技術として古くから活用されている。特に地
球環境問題がクローズアップされ始めた近年、部品の延命化、省資源、省エネルギーを解決する手法の
一つとして特に注目されている。 本稿では、セラミックコーティングプロセスおよび膜材質の変遷を
用途別に紹介するとともに、弊社での事例を中心に最新の適用例について紹介する。
2.代表的硬質セラミックコーティング膜
耐摩耗、耐食、摺動用途に利用される硬質セラミックコーティングは大別すると、①TiN に代表され
る Ti系窒化物、②CrNに代表される Cr系窒化物、③DLC(Diamond Like Carbon)に代表される非
晶質硬質炭素膜に分類できる。ベースとなる TiN、CrN、DLCの特徴を硬質セラミックコーティングに
要求される特性で整理したものを表 1に示す。
表1.代表的セラミックコーティングの特徴
(1)Ti系窒化物コーティング
表1に示すように TiNは耐摩耗性、耐食性に優
れ、耐摩製品の表面処理として一般的に利用され
ているが、最近では、耐摩耗性の一層の向上、よ
り高温雰囲気での安定性を求められることが多く、
TiNに Alや Siを添加させた三元系の窒化物が主
流になりつつある。Al を添加した TiAlN は、結晶構造を変えることでより高硬度になり、Al の酸化物
の安定性により耐酸化性が上がる。TiN が硬度 Hv1800、耐熱性<600℃に対して、TiAlN では硬度
Hv2500、耐熱性<900℃が得られている。また、Siを添加させた TiSiNは、SiNのナノ構造を膜内に形
成することにより耐熱性、硬度が向上し、Hv3000、耐熱性>1000℃が得られている。
(2)Cr系窒化物コーティング
CrNは耐食性、耐焼き付き性、摺動性に優れた被膜であり、金型の離型性改善や機械部品の焼き付き
防止に利用されている。最近では、さらに耐摩耗性、耐熱性を上げる目的から、Al を添加した AlCrN
や CrN/AlNの交互積層膜が実用化されている。CrNが硬度Hv1600、耐熱性<800℃に対し、AlCrNで
は硬度Hv>3000、耐熱性>1000℃を得た例もある。
(3)非晶質硬質炭素膜
DLC は摺動性(低摩擦抵抗)、耐焼き付き性に優れた被膜であり、機械部品の摺動用途や軟質金属の
成型時の凝着防止に利用され、最近特に注目されているコーティングである。DLCは非晶質炭素膜であ
り、膜中の炭素の化学結合状態は、ダイヤモンド結合である SP3 結合とグラファイト結合である SP2
結合が混成されている。この SP3と SP2の比率を変化させることにより、膜の特性を変えることが可能
であり、一般に SP3が多いほどダイヤモンドに近くより硬く絶縁性の膜になり、SP2が多いほどグラフ
耐
摩
耗
耐
熱
耐
食
耐
焼
付
摺
動
TiN ○ △~○ ○ △ ×
CrN △ △~○ ○ ○ △~○
DLC ○ ×~△ ○ ◎ ◎
ァイトに近く黒色の導電性膜になるが、最近では、膜中に金属をドープしたDLC等種々のDLCが考案、
実用化されている。また、製法、原料によって膜中に水素が取り込まれるが、その水素量によって潤滑
下での摩擦係数が異なることが知られている。一般に、無潤滑下では水素含有DLCが、潤滑下では水素
フリーDLCが用いられる。
3.セラミックコーティングの代表的用途
(1)切削工具
切削工具の耐摩耗性をアップのためのセラミックコーティングは、従来 CVD(Chemical Vapor
Deposition;化学的蒸着法)による TiN、TiCN、アルミナコートが主流であったが、1985 年に PVD
(Physical Vapor Deposition;物理的蒸着法)による TiNコート工具が実用化されて以来、特にフライ
スカッター、エンドミル、ドリルに代表される回転工具の表面処理として PVDコーティングが広く利用
されている。これは、CVDに比べ PVDの方が密着力に優れること、低温で処理できること、膜が緻密
で圧縮応力を持つため、薄膜で強靭な膜が得られ、ドリル等の刃先形状を損なわずにコーティングでき
ること等の理由による。切削加工の場合、被削材、切削条件によって最適な膜種を選ぶ必要がある。表
2に代表的な被削材によるコーティング膜の選定基準を示す
文档评论(0)