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カミキリムシに食害された竹製品の低温処理による殺虫事例.pdf

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カミキリムシに食害された竹製品の低温処理による殺虫事例

2005 43 カミキリムシに食害された竹製品の 低温処理による殺虫事例 木川 りか?大下 博 * 1.はじめに 低温処理はわが国ではまだあまり普及していない方法であるが,諸外国ではかなり広範囲の 資料の殺虫処理法として利用されている。その利点は薬剤等を使用しないため,人体に安全性 が高いこと,また資料の化学変化のおそれがないということである。 現在行なわれている低温処理の主な対象は,布製品,毛皮,皮革,紙,書籍,木製品,動植 物標本などである。油彩画やアクリル画,ゴム製品などの場合は,約-30℃の低温でオイルや アクリルの層やゴムが硬くなる場合もあるとされるため,一般的には使用されていない 1,2) 。ま た,繊細な美術工芸品の場合にも一般的には使用されず,低酸素濃度法などが使用されている。 本稿では,低温処理による竹製品の殺虫事例を紹介する。食害していたのは,タケトラカミ キリである。カミキリムシ類は,二酸化炭素処理に対して,特別に強い耐性を示すことが知ら れており 3,4) また,低酸素濃度環境にも比較的強い 3) 。今回は低温処理を用いた結果,良好な経 過を得たので報告する。 2.殺虫処理の対象と方法 2-1.処理対象 殺虫処理を行ったのは,美術館の茶室の水屋に置かれた竹製簀子(長さ730mm, 幅500mm, 厚 さ65mm)2台(写真1)であり,タケトラカミキリによって食害されていたものである。竹 から脱出したタケトラカミキリ(写真2)が複数捕獲されており,また虫害による複数の孔が 開いている状況であった(写真3)。 * 出光美術館 写真1 処理を行なった竹製簀子 写真2 竹製簀子から羽化して捕獲されたタケトラカミキリ 木川 りか?大下 芳博 保存科学 No.44 44 2-2.処置方法の選択 今回の竹簀子は,市販の二酸化炭素の処理バッグで殺虫するのに適したサイズであったが, カミキリムシは,二酸化炭素への耐性が特別に強い昆虫である 3,4) ため,二酸化炭素処理による 殺虫は避けたほうがよい。低酸素濃度処理でも殺虫は不可能ではないが,今回は,協議の結果, 簡便かつ確実にカミキリムシを殺虫できる方法である,低温処理を行なうことにした。 2-3.処置の実際 種々の文化財害虫を低温処理によって殺虫するための処理条件,および資料を安全に処理す るための諸注意は,Strangによってまとめられている 1,2,5,6) 。 処理温度としては,通常-30~-20℃ の範囲が一般的であり,ほとんどすべて の文化財害虫を殺虫するための期間 1,2,5,6) は,図1を参考にすると,-30℃なら,5 日間,-20℃なら2週間行なえば確実と される。 安全に資料を処理する際に,もっとも 大切なことは,温度変化に伴う資料から の水分の出入りを最小限に抑えることで ある。資料の乾燥や,逆に資料表面への 結露を防ぐために,通常,ポリエチレン など水分バリア性のある袋に資料を密封 して処理が行われている。 なお,低温処理では,よく「資料が凍っ て,いたむのではないか」と懸念される ことがあるが,一般の博物館環境(相対 湿度 50-65%)にある木材,紙などの多 孔質の資料をポリエチレンなどの袋に入 れて-30~-20℃に置いても,資料が凍 写真3 タケトラカミキリによる竹の孔(写真中央) 図1 温度処理の条件と殺虫効力(Strang 1995 文献 1)より引用) 46種の昆虫についてのデータを統計的に処理 して作成されたグラフである。低温処理につい ては,下の実線のカーブより下の範囲ならば, ほとんどすべての文化財害虫が100%致死する と考えられる。 2005 カミキリムシに食害された竹製品の低温処理による殺虫事例 45 結して,材質をいためるということはない 7) 。 今回は,以下の手順で行なった。 ?-30℃に設定したチェストフリーザー(三洋電気株式会社製 バイオメディカルフリーザー NDF-236)を用意した。 ?処理を行なう竹製簀子を厚さ0.03mmのポリエチレンの袋(650×800mm)に入れ,空気を抜 いて幅の広い透明のテープ(コクヨ 透明PPテープ,幅50mm)で開口部をシールした。低 温の場合は,ポリエチレンから水分が透過していく速度は非常に遅いため,あまりポリエチ レンシートの厚さを気にする必要はないが,0.07mm~0.1mmの厚みのポリエチレンシートな ら強度的にも安心で使用しやすい 注1) 。今回は,万一穴があいた場合などのことも考慮して, 0.03mmのポリエチレンの袋を二重にして使用した。書籍などの場合は,資料を薄よう紙/ ペーパータオルなどに包む場合もある

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