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熊市医発第 25 号 平成２９年４月２４日 会 員 各 位 熊本市医師会 会長 福 島 敬 祐 平成２９年５月の学術講演会ご案内 標記について下記のとおりお知らせします。（CC は、カリキュラムコードの略です。 ああで囲みがついているCC は、地域包括診療加算の必須CC です。） 《熊本市医師会の勉強会》 ①学術アーベント （日医生涯教育講座1.5単位 CC 11:予防と保健、15:臨床問題解決のプロセス） 日時 5 月18 日（木）19:30 場所 熊本市医師会館2 階研修室 演題 「アルコールフラッシングの有無による精密医療の提案 −体質別の注意点−」 講師 熊本加齢医学研究所 熊本機能病院副院長 水 野 雄 二 先生 お酒で赤くなるかどうかは、アルデヒド脱水素酵素(ALDH2)の酵素活性すなわち、ALDH2 の遺伝子型によって 決定されます。基本的に、欧米人にはこの遺伝子型は存在せず、日本人特有の遺伝子型とも考えられます。 講師の水野先生は、このALDH2 の遺伝子の型（お酒で赤くなる人）で、心筋梗塞や冠攣縮性狭心症そしてタバ コの害などが生じやすさに違いが大きく生じることを初めて報告されました。しかし、赤くなる遺伝子は、実は長 寿遺伝子とも報告されており、指導法次第で大きく患者さんの寿命が異なります。 本講演では、親しみの湧くお酒の健康への効果と注意点を踏まえて、遺伝子型に応じた先取りの精密医療につい てご講演いただきます。 ②熊本地域医療センター勉強会（日医生涯教育講座1単位 CC 7:医療の質と安全） 日時 5 月22 日（月）19:00 場所 熊本地域医療センター 本館2 階多目的ルーム 演題 「MRI 検査における安全管理と最新のMRI 事情 ～あらたに地域医療センターに導入された3 テスラMRI の紹介も含めて～」 講師 熊本地域医療センター放射線科部長 松 川 哲 也 先生 《国立病院機構熊本医療センター地域医療研修センターでの勉強会》 ①第1 回診断と治療 －最新の基礎公開講座－（日医生涯教育講座2 単位 CC 16:ショック、32:意識障害、33:失 神） 日時 5 月13 日（土）15:00～17:30 演題及び講師 「意識消失」 1.意識消失をきたす心疾患 国立病院機構熊本医療センター循環器内科部長 藤 本 和 輝 先生 2.神経内科からみた意識消失の考え方 国立病院機構熊本医療センター神経内科医長 田 北 智 裕 先生 ②第126 回総合症例検討会（CPC）（日医生涯教育講座1.5単位 CC 9:医療情報、43:動悸、45:呼吸困難） 日時 5 月17 日（水）19:00 テーマ 「32 歳男性の呼吸苦」 ③第153 回救急症例検討会 日時 5 月24 日（水）18:30～20:00 テーマ 「けいれん」（担当診療科：小児科・神経内科） ④第90 回特別講演（日医生涯教育講座1.5単位 CC 74:高血圧症、75:脂質異常症、76:糖尿病） 日時 5 月31 日（水）19:00～20:30 演題 「熊本大学が目指す循環器先進医療」 講師 熊本大学大学院生命科学研究部循環器内科学教授 辻 田 賢 一 先生 ⑤第40 回ナースのための心電図セミナー 日時 6 月3 日（土）9:30～14:30 演題及び講師 「心電図の基礎」 国立病院機構熊本医療センター循環器内科医長 宮 尾 雄 治 先生