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児童虐待加害親の心理-aska
愛知淑徳大学論集 一コミュニケーション学部篇一 第6号 2006 19-33
児童虐待加害親の心理
一初期介入と予防のための理解に向けて一
後藤秀tsx 1
1.問題意識
(1)児童虐待相談の急増
平成2年度には全国で1,100件と報告されていた児童相談所での虐待相談件数は,平成12年度に
は18,000件に,平成13年度には25,000件へと,急激な上昇カーブを描いて増加している。これに対
応する児童福祉司の数は,平成13年度当時,全国で1,480人である。その後,相談対応の人員を増
やした自治体もあるが,経費削減のあおりをも受けて,相談態勢の構築は遅々として進まないまま
である。いまや児童相談所のみならず,保健所も,虐待問題にかかわるNPOも,慢性的に人員不
足であり,そうした子どもを保護する各種福祉施設もシェルターも絶対数が不足している。
平成12年には「児童虐待の防止等に関する法律」(虐待防止法)が制定されたものの,具体的な
施策に反映されるまでにはいたっておらず,その実効性の担保されていないことが問題となってい
る。それでも,連日のマスコミによる事件報道もあって,虐待が深刻な社会問題であるとの認識は
拡がってきた。その発見と通報が義務化されていることも知られてきたが,それで問題が解決を見
るわけではない。例えば,近隣の住人が通報して児童相談所の知るところとなり,危機介入が行な
われたとしても,そこに待っているのは加害者であることを疑われて過剰に防衛的になった親との,
果てしない悶着の連続である。そこで虐待事実が客観的に確認され,半ば強制的に子どもを施設収
容したとしても,それでその虐待問題が終わるわけではない。虐待を受けて心に傷を受けた子ども
と,昔の古傷を抱えて加害者となった親の双方を癒し,新たな親子関係の再構築に向かわせるとい
う,困難な課題は,そこから始まるのである。
しかし,我が国では,こうした親と子の心をっなぎなおすケアが必要であるという認識が乏しく,
システムそのものが準備されていない。あまりに増加のペースが速すぎて,誰も予測できなかった
事態に,今はまだ目先の対応策に追われているという段階なのである。
かって,CAPNA(子どもの虐待防止ネットワークあいち)の初代理事長である故・祖父江文宏
が「虐待は人間の持っ宿命ともいえる」と,語っていたことが私には忘れられない。人間が子ども
の親になるという過程の中で抱える,避けることのできないリスクである。ある意味で,時を越え
て続く人類普遍の課題でもある。決して特別な時代の一部の人間だけが抱えた特殊な心の課題では
ない。虐待されて傷っいた子どもも,自分の傷の痛みを埋めるために虐待する親も,ともに,私た
ちみんなの心の中に棲んでいる。この点への自覚無しに,虐待問題に関与する危険性を,祖父江は
伝えたかったように思う。虐待する親を敵視して攻撃的になることも,虐待された子どもに過剰な
同一化をして哀れむことも,本質的な解決を導かない。
※1 コミュニケーション心理学科
一19一
愛知淑徳大学論集 一コミュニケーション学部篇一 第6号
また,虐待は子どもと家族と社会との関係性障害であるという側面を持っ。特に「乳児期の母子
システムは,乳児の特性,母親の性格,家族状況,社会状況など,内外の諸要因に敏感に影響を受
ける」と,渡辺(2003)は指摘する。言い換えれば,現代社会の特性を色濃く反映した現象,つま
り“時代の病理”のひとっであるともいえる。
そうであるならば,親になる,あるいは親であることの影の部分が増幅されやすい時代に私たち
は生きているのであり,虐待の加害親たちは「親になり切れない痛みや苦痛」を表出していると捉
えられてよい。「わが子をも巻き込むこの自己破壊により,外からは見えない自分の心の破壊性を
世に訴えSOSを発している」(渡辺,2003)との理解が,解決への糸口である。今を生きるすべて
の人の心の中の闇に向き合うことが本質的な課題である,という視点が,心理臨床の基本スタンス
である。
(2)加害親への理解の視点
虐待問題に取り組む時に直面する特徴的な困難を,村瀬(2001)が次の5点に集約している。
①本
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