核原料物質、核燃料物質及び原子炉の規制に関する法律施行令及び東京.pdfVIP

2013 年 10 月 11 日 原子力規制庁 安全規制管理官(廃棄物･貯蔵･輸送担当)付 パブコメ担当 御中 一般社団法人 日本電機工業会 専務理事 海老塚 清 核原料物質、核燃料物質及び原子炉の規制に関する法律施行令及び東京 電力株式会社福島第一原子力発電所原子炉施設についての核原料物質、 核燃料物質及び原子炉の規制に関する法律の特例に関する政令の一部を 改正する政令(仮称)(案) に関連する内規(案)等に対する意見 窓口担当 ：一般社団法人 日本電機工業会 原子力部長 津山 雅樹 所在地 ：〒102-0082 東京都千代田区一番町17-4 電 話 ：03-3556-5886 E-mail ：masaki_tsuyama@jema-net.or.jp ○要旨 条文の具体的記載は、誤解 しやすい表現や、難 しい表現を避け、用語の統一や重複する記 載を避けるなど、読み手によらず、誰もが同じ理解、解釈をできる表現にすべきと考えます。 ○意見/理由 この度原子力規制委員会より提示 された 「核原料物質、核燃料物質及び原子炉の規制に関 する法律施行令及び東京電力株式会社福島第一原子力発電所原子炉施設についての核原料物 質、核燃料物質及び原子炉の規制に関する法律の特例に関する政令の一部を改正する政令 (仮 称) (案)」に関連する内規 (案)等は、核燃料施設等の安全性を高めるために非常に重要な意義 を持ってお ります。 核燃料施設等の高い安全性が確保 され、有効に維持 されるために、当該内規 (案)等は最新 の科学的根拠に基づくものであることはもとより、技術の進歩及び産業界の不断の改善を柔 軟に反映できるものとすることが重要と考えます。 1.条文の明確化 条文の具体的記載は、誤解 しやすい表現や、難 しい表現を避け、用語の統一や重複する記 載を避けるなど、読み手によらず、誰もが同じ理解、解釈をできる表現にすべきと考えます。 例えば、以下の例が挙げられます。 例) 内規(手続き等に関連するもの) 3.廃棄物管理施設の定期的な評価に関する運用ガイ ド(仮 称) ・ 「製造メーカの都合等により交換部品の調達が不可能になった場合には定期取替部品及 び消耗品等 として取 り扱わず ・・・」との記載があるが、互換性のある後継部品(相当品) がある場合には定期取替部品及び消耗品等 として扱 うことができるとい う表現にして頂 きたい。 2.その他要望事項 その他、今回示された内規(案) に規定されている内容をより有効なものにする観点に立ち、 一般社団法人 日本電機工業会 専務理事 海老塚 清 以下の点について要望致します。 (1) 内規(手続き等に関連するもの) 4.使用済燃料貯蔵施設に係る特定容器等の型式証明及び型 式指定運用ガイ ド(仮称) ・型式認証制度は合理的な許認可推進に有効な手段になると考える。従前の許認可時の説 明内容は貯蔵キャスク／輸送キャスクで重複する部分も多く、同種機器である輸送キャ スクに対 しても本制度を適用すべく検討頂きたい。 (2) 内規(手続き等に関連するもの) 4.使用済燃料貯蔵施設に係る特定容器等の型式証明及び型 式指定運用ガイ ド(仮称) ・貯蔵設備に関し、同一型式間で共通となる評価手法や評価手法の妥当性(検証方法やデー タも含む) に主眼を置いた トピカル レポー ト制度を適用頂き、型式証明の審査の重複する 部分の簡略化や仕向先が未定の段階でも型式証明が得 られる制度 として頂くよう要望す る。 (3) 内規(手続き等に関連するもの) 1～4 ・米国NRCでは、審査の質 と一貫性を維持する為に、審査案件毎に標準審査指針(Standard Review Plan) を作成 してお り、申請者及び公衆が審査に対する理解を深めること