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论《平家物语》中的重盛人物形象论文
はじめに
『平家物語』は平忠盛から清盛、重盛、維盛、六代へと流れ、平家一門の隆盛と衰亡、
約七十年間の歴史が描かれている。社会変革期が描かれた軍記物語であるが、政権の抗争
を歴史的観点から捉えるだけではなく、人の世の現象や人間そのものに焦点をあてている。
明快、多彩で面白く、感動的で考えさせる物語世界を創り出し、登場人物の哀感を叙情豊
かに描いた点で芸術性も高く、文学作品として中世軍記物語の傑作だと言われている。物
語全体は二部に分けられる。前半は清盛をはじめ平家一門の栄達また平家一門の悪行を焦
点に展開されたもので、後半は反平家の戦線が拡大し、平家の滅亡の道程が加速度を増し
て平家一族の滅亡、断絶に至るまでさまざまな人間の姿において語り継がれる世界である。
清盛をはじめ平家の悪行が平家一門滅亡の要因と認識されている。悪行と言えば、伝統
的国家観の二大権威であった「王法」と「仏法」とを清盛及び後継者の宗盛、重衡に破却・
滅尽されたことであると示されている。語り手は「仏法破滅」ひいては「王法破滅」の悪
行を批判しているが、見逃せないのは王法の守護者としての重盛への賛美もある。
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『平家物語』における重盛は小松殿とも呼ばれている。維盛・資盛・清経らの父であ
る。物語の冒頭に、重盛は清盛嫡子内大臣及び左大将として位置づけられている。物語に
おいて王法の守護者として構想され、父清盛の悪行に対して古今の古典を引用し何回も諌
め、孝子、賢臣として描かれている。容姿、風采、知能、学識とも優れて、「上古にも末
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代にもありがたかりし大臣なり」 と褒め称えられている。天性不思議、運命の予見者と
しての重盛が平家一門の行く末を憂える中に四十三歳の若さで世を去ったのである。物語
にはわずか三巻のみ登場したが、物語における役割を見逃しがたいと思う。
『平家物語』は中古の後半期から中世初頭にかけて社会変革期のことが記されたもので
ある。社会変革期には「王法」の権威は平家の武力によって破滅された。物語で「王法」
の滅びとしては、清盛の専権による政治的クーデターの断行、後白河法皇の幽閉、以仁王
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の討伐、遷都などと関連づけられている。それだけでなく、物語でいくつかのところに
「王法」の権威が落ちることが示されている。石母田正氏は 「藤原氏摂関政治が作者の政
治的理想とか、語り手は摂関政治の回復をのぞんだ復古的保守的な思想の持主であるとか、
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ことに作者の理想としたのは延喜・天暦の時代であったらしい。」 と、『平家物語』にお
ける語り手の王朝憧憬の思想を指摘する。
王法の破滅者・清盛及びに後継者宗盛、重衡への批判が見られるが、一方、王法の守護
者として造型された重盛への賞讃から語り手の王朝憧憬の思想が記されている。重盛とい
う人物造型は物語の構想を検討するのにきわめて重要な手掛かりとなっている。したがっ
て、重盛人物造型の検討は語り手の王朝憧憬の思想を理解するために、非常に重要な意義
を持っていると思われる。
『平家物語』における重盛人物像に関する先行研究を調べ、以下のように分類してみた。
(一)人物説話、伝承論という角度から考察するもの
武久堅氏の 「説話する末世の予見者――重盛伝承と平家物語の構想」(『平家物語の全体
像』和泉選書、1996 年)は重盛伝承の視座、重盛像造型の方法、重盛物語が占める構想
上の位置という三つの角度から『平家物語』における重盛に負わせた役割を論じた。橋口
晋作氏の 「「治承物語」をめぐる試考(五)――平重盛像や山門描写の変貌」(CiNii 論文)
1 重盛は京都東山区の小松邸に住んでいるので、小松殿とも呼ばれた。
2 原文引用:市古貞次校註 日本古典文学全集・小学館『平家物語一』『平家物語』巻二 「烽火の沙
汰」P156
3 筆者の統計によると、『平家物語』巻四「信連」、巻五「朝敵揃」、巻八「鼓判官」などである。
4 石母田正著 『平家物語』 岩波新書 1957年 P68
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