冈山県CLT建筑开発検讨会（第4回）议事録1开会.PDFVIP

岡山県ＣＬＴ建築開発検討会 （第４回） 議事録 １ 開 会 平成２ ８年 １２月 ２７日（火）県庁３階大会議室 ２ 議事 （１）活動状況の報告 〇真庭市シンポジウム、オブジェ「モクロス」駅前設置、マラソンＥＸＰＯ出展、 アンケート調査、 「新建築」記事掲載、ＣＬＴ関連告示解説ＤＶＤ講習会、Ｃ ＬＴ建築設計施工マニュアル講習会及びＤＶＤ講習会、ＣＬＴ高知バスツアー について 事務局：説明 〇久世駅ＣＬＴモデル建築物等の状況について 委員 ：久世駅モデル建築物は実施設計が完了、年明けからの工事着手。３月２ ４日までの工期で、建方見学会や完成見学会の実施も予定している。市立図 書館は実施設計がほぼ終わり、２９年度に工事予定。北房小学校は、小学校 は現在、擁壁や杭事業の工事中。木材使用量は、久世駅モデル建築物が５７． ５㎥、うちＣＬＴ５２㎥、北房は小学校が１０００㎥、うちＣＬＴ２００㎥、 子供園が８００㎥、うちＣＬＴ７２０㎥。 〇 日本ＣＬＴ協会標準仕様ＷＧの資料について 事務局：説明 （２）ＣＬＴモデル建築物の設計について 〇第２回ＣＬＴモデル建築物構造検討委員会の結果等 事務局 ：説明 ・実施設計は、３月２１日までの工期で行う予定。 ・１０月１３日に第２回ＣＬＴモデル建築物構造検討委員会を開催し、い ろいろな意見が出た。これら意見に対して、今日現在の計画案で概ね対 応可能である と思われる。 〇設計内容について （意匠関係） 委員 ： ・対応が必要な様々なプログラムが提示され、それを満たしながらモデル建 築とするということで苦心した。 ・壁が直行軸でない、斜め壁。通り抜けの通路が山から川に向かって広い入 口で吸い込まれ中間地点でチューブが開けて空間が広がる。 ・要求のブースや器具の数を守りながら、敷地の制限の中で様々な角度を持 たせて平面を計画した。 ・半外部といえる坪庭の空間を設けた。 ・立面は当初雪を載せるためにフラット屋根で考えたが、雪を落とすという ことで切妻屋根で両サイドに雪を落とす。 ・屋根は正面から見ると軒先が斜めで左右非対称。平面が直交ではないので、 屋根も直交ではなく非対称、棟に角度を付けている。壁の斜めと屋根の斜 1 めが連動し、屋根の見え方と側面も勾配が付いて少し変化がある。 ・トップライト、開口面は今表現していないが、屋根盤はＣＬＴで、強度を 考えながらトップライトの位置を検討する。 （構造関係） 委員 ： ・壁面は全てＣＬＴ、屋根盤もＣＬＴを使う計画。屋根の大きさが、妻面で ２４ｍあるので、ちょうどＣＬＴの製造寸法の最大が１２ｍであり、両側に この最大寸法の１２ｍパネル１枚をそれぞれ使う。ダイナミックな構造にな る。 ・現平面計画によると、配布資料のような構造のアウトラインになると思う。 高さ関係は図のとおり考えている。棟高が７ｍ超になる。最下層の軸組表 現がＣＬＴパネル、最上部の黄色表示がＣＬＴ屋根パネル。その間に縦に 黄色表示しているのが、集成材の梁を二段に組んで母屋を支える架構を考 えている。 ・配布資料は屋根パネルの割り付けを示したもの。棟に直交に引かれた黄色 線が屋根パネルのジョイント部分。幅２．５ｍ、長さ１２ｍのＣＬＴパネ ルで書いている。 ・屋根パネルは１５ｃｍＣＬＴを想定。設計荷重は積雪荷重が卓越する。 （計画全般） 事務局： ・配布資料は １２月２１日にＣＬＴモデル建築構造検討委員会委員長と協議 し了解を得た修正後のトイレ計画。 ・次の配布資料が外構計画たたき台案で詳細は今後検討。切妻の両サイドは バックヤードで利用者が通らないためここに雪を落とす。障害者用駐車枠 の上に屋根をかけるように村から要望があった。トイレ棟のデザインに調 和した屋根を求められている。 座長：モデル建築として良いもの