安全报告书.PDFVIP

2016安全報告書 SAFETY REPORT お客様のお出かけを、しっかり守りたい。 阪急電鉄の安全・安心への取り組み お客様を街から街へ、安全に送り届けるのが阪急電鉄の使命。 より安全な鉄道を目指した、私たちのこの１年間の取り組みをご報告いたします。 2015年度に安全・安心を 1ごあいさつ 2 目指して取り組んだこと 2016年安全報告書公開にあたり、 ホームや踏切の安全対策など、2015年度に 当社社長がごあいさつ申し上げます。 取り組んだことをご報告いたします。 3 安全の基本的な方針と安全目標 4安全管理体制 社員が気持ちを一つにし、安全の方針・目標を 継続的に安全性を向上させるため、社長を 胸に刻んで最善を尽くすよう心がけています。 トップとする安全管理体制を構築しています。 鉄道事故等の発生状況と 安全に列車を運行するために 5 6 再発防止の取り組み 取り組んでいること 事故の再発防止や被害拡大防止のための 暴風雨や地震等の自然災害、設備の安全対策や 取り組みを行っています。 人材育成など、安全な鉄道輸送に欠かせない 取り組みの紹介です。 2015年度に安全・安心を目指して取り組んだこと 普段お使いいただいているホームや踏切、大規模なもので言えば立体交差事業、 また訓練や社員教育など、お客様の安全・安心のために、私たちは毎年様々な 取り組みを続けています。2015年度は以下のことに取り組みました。 ホームにおける安全性向上対策 踏切における安全性向上対策 ATSによるさらなる安全性向上対策 立体交差事業の推進 高架橋耐震工事および駅耐震補強 車両の新造および大規模改造 軌道の強化 異常時に備えた合同訓練の実施 経営トップによる現業部門の巡視ならびに意見交換 鉄道運行の安全を支える現業部門の連携強化 社員を対象とした安全講習会・安全セミナーの開催 社員の技術向上の取り組み ホームにおける安全性向上対策 列車非常停止ボタンを全駅に設置完了しました お客様が線路内に転落された場合の安全性向上対策として列車非常停止ボタンの設置を進めてまいりましたが、2015年度末をもって全駅（87駅）へ の設置が完了しました。 線路内への転落防止対策として、くし状ゴムの設置を進めました ホームが曲線の駅では、車両とホームの隙間が広いところがあり、その隙間にお客様が誤って転落する事故 を未然に防ぐため、当社では隙間が200ミリ以上ある乗降位置について、くし状ゴム（ホームの先端部分と列車 との隙間を縮める樹脂製の部材で、先端がくし状になっている）の設置を進めています。 2015年度は西宮北口駅、塚口駅、六甲駅、石橋駅（2号線、3号線）、豊津駅、関大前駅、千里山駅の計7駅へ の設置が完了し、対象17駅中の1