波及事故（自家用系関系）.PDFVIP

○波及事故（自家用係関係） 事故発生電気工作物 Ｎｏ 電圧 発生日 時刻 天候 事故の概要 原因分類 再発防止対策 ／製造年 キュービクル空気孔と孔に取付けられたパンチングメタルとのごく わずかな隙間から蛇が進入。蛇がVCBの一次側に接触し、短絡し 主遮断器 たことにより波及事故となった。自家用電気設備内の過電流は 他物接触 ・小動物の侵入経路（キュービクル底部等）について確認し、 1 （VCB） 6,600V 4月26日 19時頃 小雨 VCBで保護しているが、短絡箇所がVCB一次側（保護外）であるこ （鳥獣接触） 鉄板で完全に塞ぎ、小動物の侵入できないものとした。 1981年 とから不動作であった。また、当事業場は電力会社配電線路の末 端にあり、短絡容量が小さいことから、短絡しても自家用１号柱上 PASのSO回路が不動作で過電流ロックできなかった。 気中開閉器 ケーブルとPAS内部のＲ相、Ｔ相が過電圧等を伴う誘導雷サージに ・PASとケーブルを新品に交換した。 自然現象 2 （PAS） 6,600V 5月19日 23時頃 小雨 より、絶縁破壊を起こす二相地絡となったため、PASが動作せず、 ・更新推奨期間を超え、更新が急がれる機器については、 （雷） 1990年 波及事故となった。 早急な取替えを行う。 構内１号柱上のＰＡＳ（VT・ＬＡ内蔵）が絶縁性能を上回る雷サージ 気中開閉器 （直撃雷）により焼損し、地絡事故が発生。同時に、地絡方向継電 自然現象 ・PAS及び地絡方向継電器を新品に交換した。 3 （PAS） 6,600V 6月30日 9時頃 雷雨 器の制御線にも雷サージが進入し焼損したことから、保護継電器 （雷） ・PAS負荷側直近（構内１号柱）に避雷器を設置する。 2003年 が不動作となり波及事故となった。 気中開閉器 ・PASを新品に交換した。 直撃雷によるPASの焼損から地絡に