保护管-AzbilCorporation.PDF

AI-4074 仕様･取扱説明書 保 護 管 ■概 要 保護管はダクト用・配管用温度調節器の感温部を機 械的、化学的な損傷から保護するため、液体容器、 パイプなどに挿入して取り付け、その中に感温部を 挿入して使用します。 化学作用の面から保護管を選定する場合は、保護管 の腐蝕作用、電解作用(特にブライン溶液中で) の問 題を併せて検討し、さらに高温度による影響なども 考慮する必要があります。 (注) 感温部の時定数を小さくしたい場合は、特殊グリスを保護 保護管には、銅とステンレス鋼の2種類があります。 管内に充てんすることにより、時定数の値を減少できます。 特に腐蝕作用のあるところでの使用は、ステンレス このグリスには、シリコングリス(信越化学製品のG-30M、 または相当品) をお勧めします。 鋼製品が適切です。 ただし、形番J-315046A / Bおよび形番315904A / Bの保護 管には、すでに充てん物が入っています。上記のグリスの 充てんは、不要です。 ■仕 様 最高許容圧力 使用できる調節器､ 外 形 形 番 取付形式 材 質 最高許容温度 70˚C 400˚C 検出器 寸法図 112624AA-J ねじ込式 ステンレス鋼 2.06MPa 1.47MPa 調節器感温部の最高許容 形番TY6800 図1 (SUS304) 温度による 形番TTY6800 形番TY9800 315904A 〃 〃 〃 〃 〃 形番LY7201 図2 形番LP914 315904B 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 J-315046A 〃 銅 0.98MPa 170˚C 〃 〃 J-315046B 〃 〃 〃 〃 〃 〃 Q281A-J 〃 〃 〃 135˚C 形番L6008 図3 189020B-J フランジ式 ステンレス鋼 JIS20K定格 調節器感温部の最高許容 形番TY6800 図4 (SUS304) 温度による